【岩学(いわがく)・農(の)・ダイアリー VOL.9】授業初の水稲栽培に挑戦!
3年生の農業では、地域の農地を活かした持続可能な農業実践を行っています。
この度、地域の農業者(吉田俊美さん)の御協力により、本校周辺の水田を活用し、通年で水稲栽培に取り組むことになりました。
初めて田植えを経験する生徒が多かったことから、事前の授業で、畑での田植えの練習を行いました。苗の本数や植える間隔等を確認しました。
5月8日(木)、18名の生徒により田植えを実施しました。吉田さんの水田約9a(900m2)で、生徒が「みやこがねもち」の苗を手植えしました。ぬかるみに足を取られて苦戦しながら作業に汗を流しました。
授業では今後、水田の除草作業や水生昆虫の生態観察などを行い、9月に稲刈りと天日干し作業を体験します。収穫したもち米で餅つきを行い、伝統のわら細工や肥料作りも体験するなど、地域に根付く多様な農業文化を学ぶ予定です。
一連の学習や体験を通じて、生徒が農業に興味をもち、地域農業の持続的な発展に貢献してほしいと思っています。