2022年3月の記事一覧
令和3年度修了式
3月24日(木)令和3年度の修了式が行われました。生徒一人一人の名が呼ばれた後,学年の代表が修了証を受け取りました。校長式辞では,一人一人が1年間の成長を振り返りつつ4月からどのような生活を送りたいか目標も立ててほしいといった話がありました。その後,各学年の代表から1年間の振り返りの発表がありました。1年生の代表は,「舎生活の中で生活リズムが整った。通学生になっても崩さぬようにしたい。また,寄宿舎でみんなと生活する中でコミュニケーション力もついたと感じている。2年生の生活に生かしたい。」といった発表をしました。2年生の代表生徒は,「2年生になって責任の重さを委員会活動や部活動の中で感じた。コロナ禍でいろいろと大変だったが,学園祭で発表できたことはよい思い出となっている。部長になったので皆をまとめられるよう頑張りたい。そして3年生ではさらに積極的にいろいろなことに取り組んでいきたい。」と発表しました。
4月からはそれぞれ最上級生,中堅学年となります。入学してくる新入生を導きながら岩学をすばらしい学校にしてください。君たちならできる!期待しています。
MAP(1年生)
皆様,16日深夜の地震では被害など無かったでしょうか。本校では,昇降口の床タイル(昨年修繕したばかり)が揺れや地盤沈下によって割れる被害がありました。しかし,地震発生時に寄宿舎にいた生徒達は皆無事で,指示に従って落ち着いて避難し,寄宿舎の安全点検を行っている間も静かに待機できていたとのことです。朝には保護者に連絡を入れ,無事を知らせました。
17日,2年生は臨時休業となりましたが,寄宿舎生の1年生は登校し,3,4時間目にはMAP(みやぎアドベンチャープログラム)を行いました。入学当初は県内あちらこちらの中学校から集まってきただけの集団でした。それが寄宿舎生活も含めた関わりの中で互いの個性を理解し,認め合い,クラスまたは学年の仲間に成長していきました。今日のMAPではそんなたくましく成長した姿を見せてくれました。ファシリテーターを務めた佐竹教諭は活動の途中に皆を集め「今のアクティビティでは「ありがとう」という言葉があちらこちらからたくさん聞こえてきた。すばらしい。21期生最高だ。」と褒めていました。この学年の生徒の素直さや温かさ,そしてノリの良さを感じることができました。
生まれ変わった畑の土づくり
岩学あるあるの一つに「雨上がりの畑で足が埋まって抜けなくなる。」があげられていました。そこで事務室が県教委と調整し畑の土地改良工事をしていただけることになり,過日,農地の半分の工事が完了しました。これまで雨上がりには生徒達の足を掴んで離さず,晴天が続くとゴロゴロと塊を作っていた土を大型の重機で削ってダンプカーで運び出し,代わりに角田の採土場から運んできた山土(山砂)を入れました。もちろん暗渠排水も施しています。
今日は1年生の生徒達がダンプカーで運んできてもらった牛糞堆肥や秋に敷地内から集めて来ていた落葉をスコップやフォークで畑に広げていました。おいしい野菜は土づくりから。がんばれ!!
上:生徒達による本日の作業 下:重機での工事の様子
卒業式
3月5日(土)卒業式が行われました。曇天の週間予報を覆し,うららかな春の日差しが卒業を祝福してくれました。卒業生は高校生活3年間のうち,2年間をコロナ禍で過ごし,修学旅行の中止をはじめとして,さまざまな影響を受けました。しかし(何度も言うようですが)生徒達は自分が置かれた現状の中で一生懸命に学習や諸活動に取り組み,制限や変更が加えられながらも行事や生活を楽しむ姿勢を失いませんでした。今回の卒業式も感染状況が高止まりの中で規模縮小で執り行われましたが,生徒達は皆,晴れ晴れとした表情で臨み,凛とした雰囲気の卒業式を作り上げました。
そんな卒業生の皆さんの人生に幸多きことを心より願っております。
『一般社団法人星つむぎの村presents 岩沼高等学園にプラネタリウムがやってくる!』
2月28日(月)、3月1日(火)、3日(木)の3日間に渡り、全校生徒を対象に一般社団法人「星つむぎの村」によるプラネタリウムの投影が行われました。多目的教室の天井一面に、果てしなく広がる宇宙空間が映し出され、いのちが星のかけらからできていることや、今ここに存在していることの尊さを全身で感じる事ができるプログラムとなっていました。生徒たちは、仰向けになったり天井に向かって手を伸ばしたりしながら、非日常の空間を楽しんでいる様子でした。日常の中で空を見上げると、街の灯りがとても明るいため、プラネタリウムで見られるような小さな星々を見つけるのは難しいかもしれません。しかし、今回の体験をきっかけに、時には夜空を見上げ、自分たちが自然の一部であることを思い出しながら日々を過ごしてほしいなと思います。