2025年5月の記事一覧
【岩学(いわがく)・農(の)・ダイアリー VOL.9】授業初の水稲栽培に挑戦!
3年生の農業では、地域の農地を活かした持続可能な農業実践を行っています。
この度、地域の農業者(吉田俊美さん)の御協力により、本校周辺の水田を活用し、通年で水稲栽培に取り組むことになりました。
初めて田植えを経験する生徒が多かったことから、事前の授業で、畑での田植えの練習を行いました。苗の本数や植える間隔等を確認しました。
5月8日(木)、18名の生徒により田植えを実施しました。吉田さんの水田約9a(900m2)で、生徒が「みやこがねもち」の苗を手植えしました。ぬかるみに足を取られて苦戦しながら作業に汗を流しました。
授業では今後、水田の除草作業や水生昆虫の生態観察などを行い、9月に稲刈りと天日干し作業を体験します。収穫したもち米で餅つきを行い、伝統のわら細工や肥料作りも体験するなど、地域に根付く多様な農業文化を学ぶ予定です。
一連の学習や体験を通じて、生徒が農業に興味をもち、地域農業の持続的な発展に貢献してほしいと思っています。
職場見学(1学年)
5月16日(金)職場見学でホテル白萩を訪問しました。
ホテル白萩では、3グループに分かれ、フロントや客室を見学し、清掃、ベッドメイキングなど、ホテルの業務についての説明を聞きました。
従業員の方からは、ホスピタリティの精神を常に心掛けていること、働いていてうれしかったこと、つらかったことなどの話を聞き、生徒たちは働くことのやりがいと大変さを実感していたようです。ホテル白萩で働いている卒業生の先輩からも、報告・連絡・相談とコミュニケーション力の大切さについての話も聞くことができました。
学校に戻ってから、お礼状の作成や職場見学のまとめなどの事後学習に取り組むことで、働くとはどのようなことかについて考えを深め、6月の職場実習に向けての心構えを持つことができました。
第3学年 第1回職場実習 結団式
最終学年3年生として就労を意識した職場実習が始まります。
結団式では、一人一人実習に向けての決意を発表し、代表の生徒が校長先生から実習証明書を受け取りました。支援部の先生の話を真剣に聞いている様子がとても印象的でした。3週間頑張ってほしいです。
第2学年 第1回職場実習 結団式
いよいよ職場実習がスタートします。5月14日(火)からはじまる職場実習の結団式が前日に行われました。職場実習は6月3日(火)までの3週間です。
職場実習結団式では、全員が、自分の未来のためにしっかり取り組みたいと、力強く意気込みを発表しました。2年生になって大きく成長した姿に、先生達もエールを送ります!
結団式の最後に、校長先生から実習証明書をいただき、実習先に向かいました。
「職場実習に向けた気持ち」
5月8日(木)の朝のホームルームに生徒指導部長から次の様な話がありました。
「職場実習は、学校とは違う場所で、いろいろな大人の方と関わりながら、社会の一員として過ごす経験ができる貴重な機会です。職場実習に向けては、緊張している人もいれば、楽しみにしている人、不安を感じている人もいるかもしれません。その気持ちは人それぞれで、どれも間違いではありません。
大切なのは、周囲の人の気持ちを大切にすることです。それが自分とは違う気持ちであっても大切にして、落ち着いて学校生活を過ごしましょう。」
生徒指導部長の話を聞き、いつもどおりの落ち着いた学校生活を送り、14日(水)からの職場実習に臨んでくれることを期待しています。