岩沼ダイアリー

2020年10月の記事一覧

はじめての職場実習へ

 職業的自立と社会参加を目指した職業教育を行う本校において職場実習はとても重要なものとなります。2,3年生は10月19日から実習が始まり2週間が過ぎました。3年生は3年間で最後の,就職に直結する重要な実習です。2年生はコロナの影響で前回の職場実習は校内実習に切り替わったので,1年ぶりです。それぞれが引き締まった気持ちで実習に臨んでいることと思います。
 そして今日は1年生の職場実習結団式が行われました。1年生にとって初めての職場実習です。まず山下学年主任から,「これまでたくさんの準備を頑張ってきました。みんななら大丈夫です。やる気,元気,前向きをテーマに3週間頑張ってきてください」と優しいまなざしとともに励ましの言葉が送られました。その後,クラスごとに前に並び,一人一人が実習先と仕事内容,実習目標(頑張りたいこと)を発表しました。堂々と発表できた生徒もいました。緊張からか声が小さくなったり,言葉を忘れてメモを見たりする生徒もいました。しかし一様にこの実習を精一杯頑張ろうとする気概が伝わるすばらしい発表でした。
 その後,実習証明書が校長先生より代表生徒に手渡され,激励の言葉が送られ結団式は終了しました。
 支援部の加藤先生からの話にもあったように,1年生にとっては初めての職場実習なのでうまくいかないこともあるかもしれませんが,力試しのつもりで3週間の実習に臨んでほしいと思います。

講話 初めて職場実習をする君たちへ

 10月20日(火)に1学年の生徒と保護者を対象に進路講話を行いました。
 進路講話は,「初めて職場実習をする君たちへ」と題して,株式会社オートランドリータカノ リネンサプライ事業部 工場長 若生政儀 様から講話をいただきました。
 講話は,職場実習の意味から始まり,事業所の方々がどのような目で実習生を見守ってくれているか等について話が進みました。そして,働く上で大切にしなければいけないことについてまとめていただけました。
 生徒の感想を読むと「報告・連絡・相談が大切」「仕事をする前の準備が大切」「感謝すること」について書かれていました。
 11月から始まる初めての職場実習に向けてとても良い学習になりました。

秋晴れのもと、東日本自動車学校植栽活動へ今年も参加

 10月24日(土)、塩釜市にある東日本自動車学校の花壇植栽活動に、本校3年生徒2名が参加しました。この活動は、秋の全国交通安全運動期間に合わせ9月に実施される「1日教習所まつり」において、本校開校当初から行っている交流活動です。今年はコロナ拡大の影響により、まつりは中止となったものの、植栽は最小限の人数で実施することにしました。
 当日は秋晴れの天候に恵まれ、午後1時から40分ほどで、2つの花壇に葉ボタン、コスモス、パンジー、ビオラなどの苗を丁寧に植えつけました。また、隣接し本校卒業生が就労している高齢者福祉複合施設にも、葉ボタンやアスターのプランターを設置しました。
 1、2年生の時にも参加した生徒は「毎年行われているおまつりが中止になって残念でしたが、植栽活動ができてよかったです。」と笑顔で話していました。

岩学駅伝チーム 大躍進!!

 去る10月17日(土)全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選が岩沼海浜緑地公園北ブロック前を発着点として開催されました。男子32チームは12時に一斉スタート。本校の精鋭7名は42.195キロを2時間45分45秒でゴールしました。昨年度より7分56秒も縮め,順位も昨年度より大幅に上げて25位と大躍進の活躍でした。選手の皆さん本当に素晴らしいです。ナイスRUN!!そして引率の先生方もお疲れ様でした。

まもなく号砲1区2区襷をつなぐ3区4区5区6区襷に思いを7区監督からの熱い言葉7名の精鋭達

進路講話・卒業生事例発表会

 10月10日(土)に在校生を対象に進路講話・卒業生事例発表会を行いました。今年度は新型コロナ感染拡大防止のため,保護者,近隣の中学生とその保護者,御来賓など外部へは,ご案内を出さずに,在校生と教職員だけで開催しました。

 進路講話は,「社会参加と職業的自立に向けて ~働くために大切なこと~」と題して,障害者就業・生活支援センター わ~く 主任就業支援担当 大友栄子様から講話をいただきました。事例発表会では,盛岡冷麺で有名な「やまなか家」に就職して3年目になる卒業生(15期生)に話題提供者として話をしてもらいました。

 生徒達は,真剣にメモを取りながら話を聞いていました。終了後の感想を読むと卒業後の就労や生活について,特に仕事をする上で大事なことや守らなければならないことについて良くまとめられていました。今週から始まった職場実習に生かし,実り多いものにしてくれるものと期待しています。