岩沼ダイアリー

岩沼diary

薬物乱用防止教室

 本校の学校薬剤師の猪俣勉様を講師に迎え,薬物乱用防止教室を開きました。

 生徒会長は最後のお礼の言葉で次のようなことを述べていました。

 危険薬物は意外と私たちの身近に存在していて,私たちの体・心・社会生活に大きな悪影響を与える恐ろしいものだと理解することができました。また.どのような時に危険薬物に手をだしてしまうのか,薬物乱用者のたどる道がどのようなものなのかを考えさせられ,とても勉強になりました。私たちは絶対に薬物には手を染めません。本日の講話を忘れず,安全で安心な学校生活を楽しく送りたいと思います。

第2学年「沖縄の日」

 新型コロナの影響で沖縄への修学旅行は断念せざるを得なくなりましたが,12月4日(金)は2年生のみんなにとって「沖縄の日」となりました。
 午前中は沖縄の歴史や文化,伝統芸能について,沖縄と川崎キャンパスと本校をズームでつないで学習しました。沖縄コンベンションビューロのアドバイザーで担当してくださった稲福さんはとても明るい方で,2000キロ程離れた場所にいる初対面の生徒達とすっかり打ち解けてくださいました。音声が途切れることもありましたが,生徒達は沖縄から語られる稲福さんの説明にしっかり耳を傾けていました。沖縄の方言を教えてもらった後には逆に仙台弁を教えたり,また(息子さんが仙台にいるそうで)「宮城に行ったら岩学に遊びに行きたい」ともおっしゃっていただき,心温まる交流がありました。大宜味村青年団の方々は衣装に身を包んで登場し,エイサーを披露してくれました。最後にはその場で立ち上がり2000キロ離れた青年団の方々と岩学の生徒が一緒になって踊りました。
 給食では,栄養士さんの心遣いでタコライスやビーンズサラダなど沖縄の味をいただきました。午後は沖縄の食文化の学習をし,沖縄のお菓子を食べながらみんなで楽しいひとときを過ごしました。

新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう

 新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。宮城県も岩沼高等学園も例外ではないと捉え,いつ本校の生徒や教職員に感染者がでてもおかしくない状況にあると危機感を持ってその対応を急いでいるところです。
 生徒に向けては,改めて新型コロナウィルス感染症に関する基礎知識を確認したり,あらかじめ感染した人自身や周囲の人の気持ちを考えさせることをねらいとした授業を行ったりしています。写真は1年生で行った授業の様子です。資料として日本赤十字社の「新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう」を活用させていただきました。皆様にもご覧になっていただきたい内容です。


 

仙台工業高校土木科の力をお借りしてテニスコートを整備しました。

 11月25日の午後に仙台工業高校土木科の生徒4名と先生2名が来校して本校のテニスコートづくりに力を貸してくださいました。仙台工業高校ではさまざまなボランティア活動に取り組んでいて,土木科では測量を生かしたボランティア活動に取り組んでいるそうです。近年では陸上トラックの測量や公園の測量など行ったとお話を伺いました。こういった取組を知っていた本校職員がお願いをして今回のテニスコートづくりに御協力いただけることとなりました。「ものづくりコンテスト」の測量競技宮城県大会で優勝し,東北大会にも出場した4名が,測量機器を用いて各ポイントを設置しました。本校生徒も一緒にラインを引き,正確なテニスコートを完成させました。

みやぎジョブカフェ「キャリア教育セミナー」を開催しました。

 11月12日(木),2・3学年を対象に「キャリア教育セミナー」を開催しました。みやぎジョブカフェ キャリアカウンセラー 岡本 江美 氏を講師にお迎えし,お話をいただきました。
 職場実習の事後指導は,3年間を通して「アイワーク」の授業で行っておりますが,さらなる充実のため,2学年は今後の進路選択などについて,3学年は卒業後の社会生活・職業生活などについて,質疑応答も含めながら御指導をいただくことができました。              
 これから進路選択や就労をしていく中において,不安を抱えている生徒も少なくありません。卒業後のスムーズな社会への適応と職場への定着を踏まえ,実施いたしました。
 岡本様,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。

 

11月18日(水)の河北ウィークリーに本校の給食献立が紹介されます。

 昨年度の第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクールで本校は最高賞である「県知事賞」を受賞しました。残念ながら今年度のコンクールは中止が決定となり,その代替として11月18日(水)の河北ウィークリーにこれまでの県知事賞を受賞した献立を振り返る記事が掲載されることになりました。本校の献立からは「八平汁」が紹介されます。
 秋も深まり,温かいものがおいしい季節となりました。記事にはレシピも紹介される予定ですので,あったかい八平汁を作ってみてはいかかでしょうか。11月18日(水)の河北ウィークリーを是非ご覧ください。

第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクール 県知事賞受賞献立
<三陸産海苔のノリノリごはん,白石産卵のカラフル千草焼,地場産野菜の土佐漬,八平汁,ミニトマト,オレンジ>

今年も無事に職場実習を終えることができました。

 10月19日(月)から3週間行われていた2・3学年の職場実習が11月6日(金)に終了しました。3学年の中には,少数ではありますが現在も職場実習を続けている生徒もおります。11月9日(月)には,2・3学年で職場実習の解団式が行われました。(1学年の職場実習は,11月2日(月)から現在行われており,20日(金)まで3週間の予定になっております。)

 本校では,卒業後の社会参加と職業的な自立のための教育を目指す上において,この職場実習は大変重要な取り組みです。様々な職場での経験がとても大きく,一段と成長した姿を見ることができました。

 全事業所(約70カ所)の皆様方に懇切丁寧に御指導していただき,充実した職場実習をとおして生徒一人一人が将来の職業生活に対する思いを新たにしました。

 御指導いただきました事業所の皆様,大変ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

「ビジネスマナー学習会」を開催しました。

 10月13日(火),各学年を対象に「ビジネスマナー学習会」を開催しました。キャリアプロデュース株式会社 代表取締役社長 桑名 暢 氏を講師にお迎えし,お話いただきました。講義内容は各学年の生徒の実態を踏まえた内容でしたが,全学年通して,社会人になるための心構えや良好な人間関係を築くこと等,分かりやすくご指導いただきました。引き込まれるお話の数々に生徒たちは熱心にお話を聞き,メモをとる様子が見られました。生徒からは「集中して話しを聞くことができました」など,大変好評な学習会となりました。
 桑名様,お忙しい中,ご指導いただきありがとうございました。

 

はじめての職場実習へ

 職業的自立と社会参加を目指した職業教育を行う本校において職場実習はとても重要なものとなります。2,3年生は10月19日から実習が始まり2週間が過ぎました。3年生は3年間で最後の,就職に直結する重要な実習です。2年生はコロナの影響で前回の職場実習は校内実習に切り替わったので,1年ぶりです。それぞれが引き締まった気持ちで実習に臨んでいることと思います。
 そして今日は1年生の職場実習結団式が行われました。1年生にとって初めての職場実習です。まず山下学年主任から,「これまでたくさんの準備を頑張ってきました。みんななら大丈夫です。やる気,元気,前向きをテーマに3週間頑張ってきてください」と優しいまなざしとともに励ましの言葉が送られました。その後,クラスごとに前に並び,一人一人が実習先と仕事内容,実習目標(頑張りたいこと)を発表しました。堂々と発表できた生徒もいました。緊張からか声が小さくなったり,言葉を忘れてメモを見たりする生徒もいました。しかし一様にこの実習を精一杯頑張ろうとする気概が伝わるすばらしい発表でした。
 その後,実習証明書が校長先生より代表生徒に手渡され,激励の言葉が送られ結団式は終了しました。
 支援部の加藤先生からの話にもあったように,1年生にとっては初めての職場実習なのでうまくいかないこともあるかもしれませんが,力試しのつもりで3週間の実習に臨んでほしいと思います。