岩沼ダイアリー

岩沼diary

登校再開に向けて(臨時休業中の岩学にて)

緊急事態宣言が延長されるのかどうか,それに伴い学校の再開はいつになるのか,皆さん気を揉んでいることと思います。われわれ岩学の職員も同様ですが,今できることや今やらなければならないことに取り組んでいます。各所での取組をご紹介します。

 

○保健室では,台湾政府から寄贈されたマスクや日本政府から送られたマスク(アベノマスク)等を生徒の皆さんに配るための準備をしています。

 

 ○学校が再開されたら家政の授業で製作する(予定の)マスクを,作ってみました。なかなか素敵でしょう。

 

○ハウスの中では野菜の苗が順調に育っています。苗は成長を待ってくれないので教職員が植え付けしています。今日はトウモロコシと枝豆。手入れや収穫は生徒の皆さんにやってもらいますよ。

おうちで一人で悩んでいませんか

 下の写真のようなカードやリーフレットが届いています.いろいろな相談窓口が示されたものです。自宅待機が長くなって,一人で悩みを抱えている生徒はいませんか。臨時休業が再開しましたら配布しますが,取り急ぎURLをお伝えします。

・みやぎSNS相談 https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/788111.pdf
・宮城県教育委員会 https://www.pref.miyagi.jp/site/sub-jigyou/gak-consult-index.html
・法務省人権擁護局 www.moj.go.jp/JINKEN/

新型コロナウィルス感染症への取組(臨時休業中の岩学にて)

生徒の皆さんが登校を再開した時に,新型コロナウィルスへの感染リスクを減らして学校生活が送れるように,先生方で研修をしたり話し合いを重ねたりして,準備を進めています。生徒の皆さんにも協力してもらうことも多いですが,みんなで新型コロナウィルスに負けない岩学を作っていきましょう。いわっちを囲むように置かれたマーカーは何だかわかりますか?マーカーの上に立つとソーシャルディスタンス(社会的距離)を体感できます。玄関や校内のあちらこちらにポスターを掲示しました。今日は県教委主催のリモートでの研修会。感染症の専門の先生のお話をうかがいました。密閉を避けるため窓を開け,寒さに耐えながらの研修会でした。

春から初夏へ(臨時休業中の岩学にて)

 桜は散って葉桜となり,畑では菜の花が咲いています。その隣では先生方がスナップえんどうの植え付けを行っています。ジャガイモの植え付けも先週終えました。(例年ならば生徒たちが額に汗しながら行う作業なのですが,,)
 林檎の花が咲き,春から初夏へと季節の移ろいを感じます。

今年度の校内研究の取組について

本校では毎年,学校の課題を分析して研究テーマを決め,授業改善などに取り組んでいます。

今年度は,『生徒の職業的自立の実現に向けた指導,支援の在り方 -主体的・対話的で深い学びの視点を取り入れた授業改善を通して-』というテーマで,研究授業や各種研修会など,様々な取組をしてきました。その中から,授業実践の一部を紹介します。 

①1学年 国語

 敬語を活用し,場に応じた話し方について学習しました。ペアやグループで話し合ったことを生かして,ロールプレイなどを通して学びを深めました。

  

②2学年 保健体育

 保健分野で,「命の芽生え」に関する内容で授業を行いました。難しい内容でしたが,“人生において大切なことを学ぼう”という姿勢で真剣に話し合いなどを行いました。

 

③2学年 家政

 喫茶サービスの基礎・基本を学ぶために,互いにアドバイスをしあいながら実践練習をしました。練習の様子をiPadで撮影し,すぐに振り返ることができたので,主体的に活動に取り組むことができました。

④3学年 美術

 生徒が自分でデザインして作った器に花などの植物を生け,互いに鑑賞・評価しあう授業を行いました。鑑賞する際,iPadに評価を入力するなど,生徒は意欲的に授業に取り組んでいました。

 

⑤3学年 総合

 卒業後の生活をイメージしながら,自分に合った朝食のメニューを考える授業を行いました。カロリーや栄養のバランスなどに気を付けながら,楽しく活動することができました。考えたメニューは,後日実際に調理して試食してみました!