岩沼diary
ホテル白萩での展示をリニューアル
仙台市青葉区錦町のホテル白萩様の1階ロービーにおいて本校の美術作品や工業製品の展示をさせていただいております。過日、その展示作品の入れ替えを行いリニューアルしましたので、足を運んでご覧になっていただけると幸いです。
ホテル白萩様には、職場実習の受け入れをしていただいたり、テーブルマナー講習会を開いていただいたり、専門教科「農業」で生産した農作物をご購入いただいたり,花壇に植栽させていただいたりと日頃より大変お世話になっております。改めて感謝申し上げます。
寄宿舎 忘年会
12月15日(水)に寄宿舎で「忘年会」が行われました。今年もコロナ対策をとりながら,グループに分かれて撮影した動画を上映しました。動画を撮るときには,各グループで内容を考え工夫しながら撮影をしている様子がみられました。当日は,とても盛り上がり,生徒一人一人楽しく過ごしていました。
書道展
12月7日(火)から12月12日(日)わたり宮城県美術館で開催されました「第70回宮城県高等学校書道展覧会」の特別企画「第3回支援学校書道展」に1学年と2学年の作品を出品しました。
和太鼓!
12月8日(水) 3学年では,文化芸術による子供育成総合事業(芸術家の派遣事業)として,和太鼓Atoa.「あとあ」の皆さんに来校いただきました。鍛え上げられた男たちによる迫力の和太鼓演奏,観客を巻き込んだパフォーマンスなどに生徒たちは心を躍らせていました。後半は和太鼓の演奏体験をさせていただき、とても貴重な時間を過ごしました。
認知症サポーター養成講座
12月10日(金)3学年の専門教科「家政」の中の福祉の学習で「認知症サポーター養成講座」が開かれました。石巻西地域包括支援センターの池田様と石上様がわかりやすく講義をしてくださり,全員が受講終了のカードを受け取ることができました。
本校創立20周年・川崎キャンパス開校5周年記念式典
11月24日(水)に本校創立20周年・川崎キャンパス開校5周年記念式典を執り行いました。コロナの影響でさまざまな制限があったものの,ご臨席賜りました御来賓の方々とともに厳粛な中にも温かなお祝いの式典とすることができました。「岩沼本校20歳と川崎キャンパス5歳の誕生を祝おう」を合言葉に,これまで記念品制作やアトラクションの練習,装飾物の作成,リハーサルや会場準備に一生懸命取り組んできた生徒達,当日も案内や来賓控室での接待,挨拶運動,アトラクションの披露などで「岩学のよさ」を御来賓の方々にアピールすることができました。
宮城県特別支援学校陸上競技対抗大会
11月13日(土)岩沼市陸上競技場を会場に第2回宮城県特別支援学校陸上競技対抗大会が開かれました。当日の朝は雲一つない快晴でした。本校の陸上部の生徒と各学校の先生方が協力して会場準備をしました。開会式では大会実行委員長(本校山中校長)の挨拶などがあり,競技がスタートしました。100M走,400M走,1500M走,400Mリレー,立ち幅跳び,ソフトボール投げで自分の力を発揮し競い合いました。高校の陸上大会でも上位入賞するであろう記録が出るなど,レベルの高さもありつつ,一方では学校の垣根を越えてリレーのチームを組みバトンを繋いだり,学校を関係なく頑張る姿に拍手を送ったり声を掛けたりと他校生との交流もありました。
特別支援学校文化祭について(お知らせ)
宮城県教育委員会が主催する宮城県特別支援学校文化祭が来週行われます。コロナの影響でコロナ以前とは違った形での開催となります。本校は作業製品販売会に参加します。11日13時から15時まで県庁1階ロビーで,工業で製作した木工品と陶芸品、家政で製作したサシェなどの手芸品,農業で生産した野菜類などを販売します。3年生の代表3名が販売員を努めます。お時間がある方は是非立ち寄りください。期間中は各支援学校の紹介パネルの展示やステージ発表などもあります。
職場実習へ 1年生結団式
今日から11月です。2,3年生の職場実習は今週が最終週です。そして1年生は今日から職場実習が始まり,今週は一部の校内実習の生徒を除いて全学年の生徒が職場での自習となります。各企業のご理解とご協力で実習が行えていることに感謝しながら,一生懸命に取り組んでほしいと思います。
10月29日(金)に行われました1年生の職場実習結団式の様子をご紹介します。
1年生は1回目の実習はグループでの実習でしたので,今回は一人で行く初めての実習です。不安があって当たり前です。できなことがあって当たり前です。困った時は助けてもらってください。そして感謝。大切なことです。
自分がどれだけできるのかできないのか,なにが得意か不得意なのか,それを見つけてきてください。頑張れ1年生!!
みやぎジョブカフェ「キャリア教育セミナー」を開催しました。
10月11日(月),2・3学年を対象に「キャリア教育セミナー」を開催しました。昨年度に引き続き,みやぎジョブカフェ キャリアカウンセラー 岡本 江美 氏を講師にお迎えし,感染対策のため,会議室と各教室をリモートの形でお話をいただきました。
全学年で全員が3週間(1学年の最初のみ2週間)の職場実習を各学年で年2回実施しております。職場実習の事前および事後指導は,3年間を通して「アイワーク」の授業で行っておりますが,さらなる充実のため,2学年は今後の進路選択などについて,3学年は卒業後の社会生活・職業生活などについて,大変わかりやすく御指導をいただくことができました。
これから進路選択や就労をしていく中において,不安を抱えている生徒も少なくありません。卒業後のスムーズな社会への適応と職場への定着を踏まえ,実施いたしました。
岡本様,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
全国高校駅伝宮城県予選
10月17日(日)に岩沼市海浜緑地公園を会場に高校駅伝の県予選大会が開催され,本校陸上部も戦ってきました。当日は雨が降り気温も11月並の低さ,そしてテントも飛ばされそうな強風も吹く荒天,そんな中7人で42.195㎞を2時間57分7秒で走り抜きました。岩学に入学してから走り始めた生徒が多いチーム。彼らが夏の暑い日も雨の日も監督や先生方とひたむきに練習し,7人がそれぞれの力を出し切り完走できたことは当たり前のことではないと感じています。
余談ですが,10月19日(火)TBCラジオ「グッドモーニング」でこの駅伝大会のことが取り上げられていました。今大会には特別支援学校として角田支援学校と気仙沼支援学校,そして本校の3校が出場しました。支援学校が3校も出場する大会は全国でも数少なく,インクルーシブが浸透した誇れる大会であるということが語られ,また一般の高校に交じって完走を果たした3校の健闘も称えられました。
進路講話・卒業生事例発表会を開催しました。
10月5日(火)に在校生を対象に進路講話・卒業生事例発表会を行いました。
進路講話は,「社会参加と職業的自立に向けて ~会社で働くということ~」と題して,株式会社河北新報社 総務局総務部 与野 珠美 様から講話をいただきました。事例発表会では,株式会社河北新報社に就職して3年目になる卒業生(16期生)に話題提供者として話をしてもらいました。
今年度も新型コロナ感染拡大防止のため,保護者,近隣の中学生とその保護者,御来賓など外部へは,ご案内を出さずに,在校生と教職員だけで開催しました。講師,話題提供書の方には,会議室から教室にいる生徒たちへリモートで話をしていただきました。
生徒達は,真剣にメモを取りながら話を聞いていました。終了後の感想を読むと卒業後の就労や生活について,特に仕事をする上で大事なことや守らなければならないことについて分かったことが詳しくまとめられていました。来週から始まる職場実習に生かし,実り多いものにしてくれるものと期待しています。
大運動会
9月28日(火)大運動会を開催しました。例年は春に開催している行事です。練習の時間も限られ,種目にも制限があったりする中でしたが,生徒たちはそんな逆境にもめげずに,自分たちの運動会を楽しんでいました。先日の学園祭に引き続き,生徒たちの前向きに明るく,そしてひたむきに取り組む姿に感動しました。
リモート学園祭
本校20周年,川崎キャンパス5周年を記念する第20回学園祭が開かれました。
練習時間が確保できなかったり、制限や変更があったりと困難な状況においても,明るい気持ちや前向きな気持ちを忘れずにこの学園祭を作り上げた生徒たちに大きな拍手を送ります。
明日!学園祭
いよいよ明日,記念すべき第20回の学園祭です。生徒一人一人が一枚ずつ描いたフラッグと全員で作った学園祭のシンボルマークが玄関に飾られました。見事です。
コロナの影響で校内のみでの開催へと変更せざるを得なくなり,しかも皆で大いに盛り上がることも慎まなければならない状況です。しかし,全てをコロナに奪われるわけにはいきません。学園祭のテーマは「インフィニティ~僕らの可能性は無限大~」。いろいろな制限の中でも限られた時間の中でも仲間とともにできることを頑張る,生徒達からはそんな気概が感じられました。明日が楽しみです。
学園祭準備と横断幕
生徒達は16日の学園祭に向けて,クラス発表の動画制作をはじめ,部活動や専門教科,有志での発表の準備,実行委員としての準備などなど,それぞれの役割を一生懸命に頑張っています。
同時に岩沼本校20周年・川崎キャンパス5周年の記念式典に向けての準備も進んでいます。本校でデザインしたものを宮城県工業高等学校の御協力をいただき完成した横断幕が届きました。岩沼本校の分と川崎キャンパスの分の計2枚です。初秋の青空によく映えています。
全校集会~心はつなげる~
8月26日に夏休み明けの全校集会を行いました。感染拡大が勢いを増し緊急事態宣言も出される中でしたので,会議室と各教室をリモートで繋ぐ形での全校集会となりました。会議室の背景には「全校集会~心はつなげる~」の文字。「身体的距離を保ちながらも心の繋りは絶やさない」そんな生徒会の意気込みが伝わってきました。
開会宣言の後,学校行事委員会委員長の話,生徒会長の話,校長先生の話と続き,最後に各学年の代表者の話がありました。1年生の代表者からは夏休みに行った生活体験棟での生活訓練を通して学んだことや感じたこと,2年生の代表者からはバレーボールチームでの練習から学んだことや感じたことが自分の言葉で具体的に語られました。3年生の代表者からは夏休みの生活の報告の後,最後の職場体験学習に臨む意気込みや最後の学園祭をみんなで盛り上げたいという意気込みが語られました。各教室からの大きな拍手は校舎内に響き,発表者がいる会議室まで届きました。
コロナ禍の中でも「心はつながる」を合言葉に,よりよい岩学生徒会を作り上げてくれる,そう確信できた全校集会でした。
オープンキャンパス開催
8月2日(月)本校への入学を考えている中学3年生を対象にオープンキャンパスを開催しました。
全体会で学校紹介ビデオを見ていただいた後,本校の学習の中心である4つの専門教科の一つを受講してもらいました。家政ではクリーニングと喫茶サービス,流通では一般清掃とポリッシャー掛け,工業では陶芸,農業では収穫を体験してもらいました。それぞれに本校生徒が入り,中学生をサポートをしました。また,お土産として専門教科の中で作った工業製品や農作物などを持ち帰っていただきました。
短い時間でしたが,本校のことを少しでも知っていただけたかと存じます。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
【家政】
【工業】
【農業】
【流通サービス】
企業対象学校見学会
7月20日(火)に企業を対象とする学校見学会を行いました。当日は新型コロナウィルス感染防止対策として参加人数を30名以内に制限させていただきました。
本校の特色でもある専門教科の授業を中心に,1年生の生活の場である寄宿舎も見学していただきました。また今年度の講話は,「企業における障害者雇用・定着について」というテーマで,株式会社 北洲 総務人事部 課長 佐々木貴成様を講師にお招きし,本校の卒業生(16期生)の事例を取り上げていただきながら,マニュアル化,フォローアップ体制の重要性,社会資源の活用等について具体的で分かりやすいお話をいただきました。
参加していただいた企業の皆様ありがとうございました。なお,参加を見合わせていただいた企業の皆様に対しては,別日に個別で対応させていただいてます。
岩学オリンピック2021(1学年レク大会)
東京オリンピックの開会式を翌々日に控えた21日(水),1学年では「岩学オリンピック2021」と題して学年レクが行われました。体育館と多目的室を会場にビニールバレー,卓球,オセロの3つの種目で勝敗を争い、いや,勝敗は二の次でとにかく皆で楽しみました。閉会式では学年主任より表彰状と参加賞のアイスバーが手渡されました。
「清涼飲料水と水分補給について」栄養教諭による授業
本格的な夏を目前にして,12日(月)に栄養教諭がT1となり「清涼飲料水と水分補給について」の授業が1年生を対象に行われました。クラスごとのグループを作り学習を進めました。例えば,スポーツドリンクや炭酸ジュース,エナジードリンク,ファストフードのシェークなどの飲み物を砂糖が入っている順に並べる問題や,その量は角砂糖で何個分になるかを予想する問題に,グループでいろいろな意見を交わしながら一つの答えにまとめていきました。普段よく飲んでいる飲料が予想以上の砂糖が入っていることに驚く声も聞かれました。
今日学んだ知識を生かして水分補給を正しく行い,熱中症予防と肥満予防に努めてください。
福祉体験・選挙出前講座
9日(金)に3学年では福祉体験,2学年では選挙出前講座の学習が行われました。
福祉体験では,装具を着用して,高齢者の見え方,聞こえ方,動きづらさなどの体験とその高齢者をサポートする際の留意点など学びました。ゲストティ-チャーを務めてくださった岩沼市社会福祉協議会の皆様ありがとうございました。
選挙出前講座では宮城県の選挙管理委員会の方と岩沼市の選挙管理委員会の方々にお世話になりました。生徒たちはリモートで説明を受けた後,実際の投票所と同じように作られた模擬投票所で投票体験を行いました。有権者となる18歳を前に有意義な学習となったと思います。
職場実習解団式
職場実習を終え,充実した表情で生徒達が登校してきました。それに伴い今日は1年生と3年生で解団式が行われました。3年生の代表生徒からは「とても楽しかった。次回の実習も同じ事業所で行いたい。」と発表がありました。それに対して深沼学年主任は「本気に取り組んだからこそ楽しいと感じられたはず。」とその本気の取組を賞賛し,最後には,「卒業までに単なる『同士』に留まらず,それぞれの就労に向けてともに努力する『同志』になってほしい」と3先生に向けて熱い思いを語りかけていました。
救急救命法講習
6月11日(金)・21日(月)の2日間に渡って岩沼消防署の方々にご来校いただき,教職員対象の救急救命法講習を実施ました。これから暑くなるに伴い,熱中症や水の事故等のリスクは高まります。コロナ禍で昨年度は講習会がなかったこともあり忘れている部分を思い出したり,新型コロナ感染症に対応での変更店を確認したりしながら,皆真剣に取り組んでいました。
岩沼消防署の皆様,お忙しい中たいへんありがとうございました。
「ホテル白萩」の展示内容をリニューアルしました。
現在,生徒たちは全学年職場実習中です。とても頑張っている様子が職場の方から巡回を行った先生方に伝えられています。
さて,その職場実習でも1年生4名がお世話になっているホテル白萩(仙台市青葉区錦町2-19)様には以前から本校の美術作品や作業製品などを展示させていただいておりました。現在は,1階のロビー(レストラン丹頂の入り口付近)に展示させていただいております。その展示内容を先日リニューアルいたしましたので,ぜひお時間を見つけて足をお運びください。
初めての職場実習へ ~1年生職場実習結団式~
6月11日(金)午後から1年生の職場実習結団式が行われました。学年主任の話の後,実習のグループごとに前に出て決意表明を行いました。一人一人の発表から,初めての職場実習に臨む緊張感と真剣に頑張ろうとする気構えが感じられました。
先生方の話を聞く態度も立派でしたし,仲間の決意表明に対しても拍手でエールを送り互いの健闘を誓いあっているようでした。
学びの多い職場実習になることを期待しています。がんばれ!1年生!!
職場実習結団式
6月4日〈金)に職場実習の結団式が2年生,3年生それぞれに行われました。
午前中に行われた3年生の結団式では,プレゼンテーションソフトで作成した資料を映し出しながら発表していました。3年生一人一人のこの実習にかける意気込みや決意が伝わってきました。そして発表者に対してしっかり拍手が送られ,その拍手は「頑張って来いよ」と同級生にエールを送っているかのようでした。
午後から行われた2年生の結団式では,学年主任の話にもあった通り,1年生の時よりも目標が具体的になり,さすが2年生と感心させられました。1年生の職場実習で課題を掴み,その後の生活でも取り組んできたからこそ,より具体的で適切な目標を設定できたのだと思います。
3週間後には,「社会参加」と「職業的自立」に向けてさらに成長を遂げたたくましい姿を見せてくれることと信じております。頑張れ2年生!頑張れ3年生!
交通安全教室
6月3日(木)交通安全教室が開かれました。昨年度はコロナの影響で中止となってしまいましたが,本年度は岩沼自動車学校から2名の先生に来校していただき,多目的室から体育館にいる生徒達に向けてリモートで講義をしていただきました。講義の内容は歩行者として事故に巻き込まれないための知識や心構え,自転車を運転する立場としての五原則,そして将来自動車を運転する立場となった時に気をつけるべきこと,などについて資料や映像を交えながらお話しいただきました。時折,リモートの関係で音声が聞き取りづらい場面もありましたが,生徒達は一生懸命聞いていました。また,講義後に修了証明書もいただくことができました。岩沼自動車学校の先生は「私たちの仕事は,生徒の皆さんが一生,交通事故の加害者にも被害者にもならずに過ごしてもらえるようにすることです。」とおっしゃっていました。講師の先生方ほんとうにありがとうございました。
職場見学に行きました(1年生)
5月21日(金),1年生は仙台市にあるホテル白萩を訪れ,職場の見学をさせていただきました。小雨の降るあいにくの天気でしたが,1年生全員参加することができました。
生徒は,3つのグループに分かれ,ホテルにおけるサービス業の仕事についての概要や,ベッドメイキングの仕事,フロントの仕事などを,ホテルスタッフの方から説明していただきました。昼食はホテル白萩のおいしいお弁当をいただきました。ホテル白萩では岩沼高等学園の卒業生も働いており,先輩からは21期生に向けて,将来の就労のため学校生活を頑張ってとのエールをいただきました。
以下,生徒の感想です。
〇職場見学を終えてすごく働いている姿が楽しそうに見えたので私も働きたいなと思った。
〇職場見学で学んだことはお客様に対する接客です。何よりも優しさが大切なんだなあと思いました。
〇ホテル白萩の仕事はお客様のことを第一に考えてそしておもてなしをすることが大事だと知りました。今回の職場見学で学んだ態度や言葉遣いなど職場実習で生かそうと思います。
〇まだまだ就職するためには分からないことばかりだけど,この3年間で仕事につくための勉強をして立派な社会人になります。
生徒総会
5月13日(木)生徒総会が開かれました。今年も新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,リモートでの開催となりました。司会,議長,発表者は会議室に集合し,その他の生徒は各教室にて参加しました。会議室で進行を務めた議長さんや発表を行った各委員会の委員長,各部長さんたちは堂々とマイクの前で発表を行いました。質疑応答では,活発な意見交換が行われました。
新入生を歓迎する対面式
4月13日に対面式が行われました。コロナが収束せず,今年も一堂に会することができませんでした。しかし生徒会執行部は「限られた中でも工夫をしてやれることをやる!」という強い思いを持って実施しました。
まず,執行部が校庭の式台から開会や挨拶を行い,生徒達はベランダから聞きました。クラスに戻って生徒会の組織や行事,部活動などの説明をビデオで見て,最後に生徒会執行部と2・3年生の有志から1年生にエールが送られました。練習時間があまりない中でのエールでしたが,楽しくて,あたたかで,先輩達が新入生を歓迎する気持ちが伝わってきました。1年生代表のお礼の挨拶も立派でした。
令和3年度岩沼高等学園生徒会のスタートです。よりよい学校を目指して「さあ,行きましょう!!」
令和3年度入学式
4月10日,令和3年度の入学式を行いました。川崎キャンパス6期生6名,本校21期生39名が入学しました。昨年度に引き続きコロナ禍での実施となり,歓迎の挨拶や代表の言葉は録画を視聴し,呼名と入学許可は3回に分かれて体育館で行い,ホームルームも保護者は別室で映像を見る形をとるなど,感染防止を第一に実施させていただきました。職員も限定され,式に参列できた人数はわずかでしたが,他の職員も職員室や各所からお祝いしました。新入生の皆さんのこれからの活躍を期待しております。
令和2年度修了式
3月24日,令和2年度の修了式がおこなわれました。各学年主任より一人一人の氏名が呼ばれ,代表生徒が登壇し校長先生より修了証を受け取りました。校長式辞では,コロナ禍で様々な制約・制限が掛かる中でも「工夫」しながらよく頑張ったことが褒められ,そしてその「工夫する」ということを今後も続けてほしいこと等が話されました。その後各学年代表生徒から挨拶があり,1年生の代表生徒からは,コロナ禍で臨時休業が続きなかなか登校できず不安だったこと,そしてさまざまな学習や諸活動,行事,寄宿舎での生活を通してたくさんの友達ができてうれしかったことなどが話されました。2年生の代表生徒は,やはりコロナ禍での生活が大変であったこと,その中で職場実習や寄宿舎での生活を頑張ったことが語られました。大人びたしっかりした文章で,「辞書をひきながら時間を掛けて頑張って完成させました。」とのことでした。さすが2年生です。
明日から春休みとなります。しかし,宮城県は緊急事態宣言の最中です。不要不急の外出を控え,これまで以上の感染防止に努めなければなりませんが,そんな中にも「工夫」を加え,春休みを充実したものとしてほしいと思います。
1年の終わりに
修了式を間近に控え,1学年では「お楽しみクイズ大会」「ラストMAP」などがおこなわれました。いろいろな中学校から集まった38人が,学習や行事,諸活動そして寄宿舎での生活を通して,笑ったり,泣いたり,時には怒ったりして,だんだんと絆を深めて仲間となり,集団となっていきました。23日の帰りには,1年間の感謝の気持ちを模造紙に記し,黒板に飾りました。
【 お楽しみクイズ大会3/22 】
【 ラストMAP3/23 】
【 クラスの仲間へメッセージ 】
2学年進路講話
3月18日に第2学年の進路講話が開かれました。17期生の先輩3名に来校していただき,各会場に分かれてのリモート開催となりました。3人の先輩はそれぞれ,製造業,清掃業,卸売・小売業の会社に勤めています。自分たちが1年生の時の3年生であり,学生の頃の姿も見ています。その先輩から就職して社会人として頑張っている話を聞いたり,落ち着いた様子でたくましさを増した先輩の姿を見たりして,学生と社会人との違いに気づくことができたようです。4月からは3年生に進級し,卒業後の自分の姿を具体的に考えていかなければならない2年生にとって,とても有意義な進路講話となりました。
専門教科特別実習(1年)
1年生では,専門教科の「特別実習」が行われています。家政,流通,農業,工業の各教科でとても真面目な取り組みが見られていますが,その中でも特に,流通の清掃での丁寧な仕事ぶりが光っていました。1年間専門教科で学んだことの総仕上げです。がんばれ1年生。
卒業を祝う会
17日「卒業を祝う会」が開かれました。会長挨拶では先輩達への尊敬と感謝の気持ちが述べられました。その後1・2年生からの出し物,思い出のスライドショー,エール,記念品の贈呈が行われ,最後に3年生から1,2年生に歌(録画)と冊子(2教科選択制のノウハウをまとめたもの)をプレゼント,そして3年生を代表して前会長からの熱いメッセージが贈られ,閉会となりました。コロナの影響による人数制限のため,在校生は卒業式に出席できません。それだけに「祝う会」は1・2年生にとっても3年生にとっても大切な別れの儀式となりました。
1年生「i-Padをフル活用」3年生「身だしなみ講座」「進路講話」「卒業お祝い給食」
12日,1年生は「i-Padをフル活用}と題して特別授業が行われました。当初は校外学習として総合研修センターに行きICTの学習を行う予定でしたが,感染レベルが上がったために校内での学習に変更となりました。それでも皆楽しくi-Padを用いてICTの利活用や自分で学ぶスキルについて(の第一歩を)学ぶことできました。
同じく12日,3年生では午前に身だしなみ講習会,午後から進路講話が開かれました。身だしなみ講習会も当初は外部講師の方々(株式会社オルビス様)を招いての計画でしたが,感染レベルが上がったため,本校教員ヶオルビス様にレクチャーを受けての授業実践となりました。女子はスキンケアや化粧法,男子はスーツの着こなし,ネクタイ選び,身だしなみについて学習しました。
同日午後の進路講話は3名の卒業した先輩方の話をリモートで伺いました。身近な先輩達に3年生から様々な質問がなされ,先輩達は丁寧に質問に答えていました。3年生は身近な先輩達の話を聞き漏らさぬよう真剣にメモをとりながら聞いていました。
そして12日の給食は「卒業お祝いメニュー」でした。お祝いメニューだけあって豪勢に肉と魚のW主菜。そして副菜やデザートにも3年生が家政の授業で作った手作りみそが使われました。3年生は皆笑顔で「くったー。」「おいしかったー。」など大満足の様子でした。栄養教諭と調理員さん達からの心のこもった卒業祝いとなりました。
1学年「親になるための講座」
2月5日,1年生は前日の進路講話に続いて「大切な命だから~助産師からのメッセージ~」と題して助産師の田村雪子先生から御講話をいただきました。感染防止ため田村先生は生徒会室からお話しいただいてコモンホールに中継をつなぎ,生徒達はそれを見る形式での講演会となりました。助産師の仕事,生命誕生のすばらしさ,親の心,子育て,思春期の心と体,思春期の今に気をつけること,みんなにお願いしたいこと,自分たちを守るさまざまな法律,等などたくさんのことをお話いただきました。画面を通してでも田村先生の温かな人柄が感じられ,生徒達は親しみを感じていたように思います。また生徒達は田村先生のお話を聞き逃さないようにメモをとりながらしっかり聞いていました。休憩時間には,乳幼児の人形(マー君とるりちゃんと名前があるそうです。)を抱っこしたり,妊婦の疑似体験ができるキットを身につけたりする姿が見られました。
1学年「進路講話」 3学年「親になる講座」
2月4日(木)には,午前中に1年生の進路講話が行われ,午後からは3年生の「親になるための教育推進事業」講話が行われました。
1年生の進路講話は2部形式で行われました。講話1では進路が決定した5名の3年生の先輩の話を学年全体で聞きました。これまでの職場実習のことや内定が決まるまでの話にしっかりと耳を傾けていました。講話2では5つのグループに分かれ,少人数で先輩を囲み,4月からの仕事や生活についての話を聞いたり,質問に答えてもらったりしました。身近な先輩の言葉は1年生にとってよい影響を与えてくれることでしょう。また,3年生も「とても緊張しましたが,役に立ててうれしいです。」と感想を語ってくれました。
3年生の「親になるための教育推進事業」講話は外部講師(郡山健康科学専門学校こども未来学科学科長 細川梢様)をお招きして実施しました。ただし,感染防止のため細川先生には会議室で講話をしてもらい,生徒たちはコモンホールでその中継を見る形で実施しました。講義のタイトルは「赤ちゃんや子供は何を考えているの?」です。細川先生から出されるクイズに手を挙げて答え,正解すると小さくガッツポーズをとる生徒もいました。講話の後には「手遊びやハンカチを使った遊びをどこかで生かしていきたい。」や「父親も一緒に子育てすることが大切だとわかった。」などといった感想が聞かれました。
冬休み明け全校集会
1月8日(金)に冬休みを終えた生徒達が元気に登校し,全校集会が開かれました。まず各学年の代表から新年の抱負が発表されました。1年生の代表は友達を増やす,授業を頑張るなどの目標を発表し,2年生の代表者は就労に向けてこの一年を頑張りたいという思いを語り,3年生からは4月から社会人となる決意が語られるなど,各学年にふさわしい発表でした。その後,生徒会長の挨拶の中で「コロナ禍でも発想の転換をしながら前を向いて進んで行きましょう」と全校生に向けてメッセージが語られ,リーダーの力強い言葉に自然と拍手がわき起こりました。最後に校長先生の話のと表彰を行い第1部が終了しました。
第2部はお楽しみ企画として,コロナ禍でも全校で楽しめるよう生徒会役員が知恵を絞りって企画した「イワトラクイズ2021」を行いました。ウルトラクイズの岩学版です。各学年ごとに○×クイズで(正解者多数だったため最後は王様じゃんけんで)代表者を決め,決勝では各学年の代表者によるクイズの対抗戦を行い大いに盛り上がりました。優勝は2年生,準優勝は3年生でした。生徒会役員の司会・進行も見事でした。
出前授業開催!
12月8日(火),学校法人仙台北学園仙台リハビリテーション専門学校さんによる出前授業が行われました。2講座企画されました。
講座①は,「電子回路作成~工場作業を体験~」と題して,株式会社ワイズマン代表取締役 原田賢一氏から授業を受けました。内容は,いくつかの【電子部品】について勉強して、それを使って【電子回路】を制作しました。実習は教室を工場と考えて、製品を製造する作業を体験するものでした。
講座②は,「筋肉を学ぶ~ストレッチとリズムダンス~」と題して,仙台リハビリテーション専門学校 理学療法学科学科長 小畑陽平氏から授業を受けました。内容は,ストレッチをしながら今伸ばされている筋肉の名前を知り,どんな症状があった時にどこのストレッチを行うと効果的なのか,例えば,肩こり、腰痛、足の痛みなどを例として痛みに対しての対処法を学びました。リズムダンスの構成作り (アイスプレイク+リズムダンス)では,リズムダンスをしながら筋肉について学ぶだけでなく、コミュニケーショ ン能力の向上やチームワークカの向上にもつながったようでした。
原田様,小畑様お忙しい中,ご指導いただきありがとうございました。
薬物乱用防止教室
本校の学校薬剤師の猪俣勉様を講師に迎え,薬物乱用防止教室を開きました。
生徒会長は最後のお礼の言葉で次のようなことを述べていました。
危険薬物は意外と私たちの身近に存在していて,私たちの体・心・社会生活に大きな悪影響を与える恐ろしいものだと理解することができました。また.どのような時に危険薬物に手をだしてしまうのか,薬物乱用者のたどる道がどのようなものなのかを考えさせられ,とても勉強になりました。私たちは絶対に薬物には手を染めません。本日の講話を忘れず,安全で安心な学校生活を楽しく送りたいと思います。
第2学年「沖縄の日」
新型コロナの影響で沖縄への修学旅行は断念せざるを得なくなりましたが,12月4日(金)は2年生のみんなにとって「沖縄の日」となりました。
午前中は沖縄の歴史や文化,伝統芸能について,沖縄と川崎キャンパスと本校をズームでつないで学習しました。沖縄コンベンションビューロのアドバイザーで担当してくださった稲福さんはとても明るい方で,2000キロ程離れた場所にいる初対面の生徒達とすっかり打ち解けてくださいました。音声が途切れることもありましたが,生徒達は沖縄から語られる稲福さんの説明にしっかり耳を傾けていました。沖縄の方言を教えてもらった後には逆に仙台弁を教えたり,また(息子さんが仙台にいるそうで)「宮城に行ったら岩学に遊びに行きたい」ともおっしゃっていただき,心温まる交流がありました。大宜味村青年団の方々は衣装に身を包んで登場し,エイサーを披露してくれました。最後にはその場で立ち上がり2000キロ離れた青年団の方々と岩学の生徒が一緒になって踊りました。
給食では,栄養士さんの心遣いでタコライスやビーンズサラダなど沖縄の味をいただきました。午後は沖縄の食文化の学習をし,沖縄のお菓子を食べながらみんなで楽しいひとときを過ごしました。
新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう
新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。宮城県も岩沼高等学園も例外ではないと捉え,いつ本校の生徒や教職員に感染者がでてもおかしくない状況にあると危機感を持ってその対応を急いでいるところです。
生徒に向けては,改めて新型コロナウィルス感染症に関する基礎知識を確認したり,あらかじめ感染した人自身や周囲の人の気持ちを考えさせることをねらいとした授業を行ったりしています。写真は1年生で行った授業の様子です。資料として日本赤十字社の「新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう」を活用させていただきました。皆様にもご覧になっていただきたい内容です。
仙台工業高校土木科の力をお借りしてテニスコートを整備しました。
11月25日の午後に仙台工業高校土木科の生徒4名と先生2名が来校して本校のテニスコートづくりに力を貸してくださいました。仙台工業高校ではさまざまなボランティア活動に取り組んでいて,土木科では測量を生かしたボランティア活動に取り組んでいるそうです。近年では陸上トラックの測量や公園の測量など行ったとお話を伺いました。こういった取組を知っていた本校職員がお願いをして今回のテニスコートづくりに御協力いただけることとなりました。「ものづくりコンテスト」の測量競技宮城県大会で優勝し,東北大会にも出場した4名が,測量機器を用いて各ポイントを設置しました。本校生徒も一緒にラインを引き,正確なテニスコートを完成させました。
本校の給食献立が河北ウィークリーせんだいジュニアに掲載されました。
前回「本校の給食献立が河北ウィークリーに掲載されます」とお知らせしましたが,正確には河北ウィークリーせんだいジュニアへの掲載でした。申し訳ございません。掲載された記事をご紹介します。
みやぎジョブカフェ「キャリア教育セミナー」を開催しました。
11月12日(木),2・3学年を対象に「キャリア教育セミナー」を開催しました。みやぎジョブカフェ キャリアカウンセラー 岡本 江美 氏を講師にお迎えし,お話をいただきました。
職場実習の事後指導は,3年間を通して「アイワーク」の授業で行っておりますが,さらなる充実のため,2学年は今後の進路選択などについて,3学年は卒業後の社会生活・職業生活などについて,質疑応答も含めながら御指導をいただくことができました。
これから進路選択や就労をしていく中において,不安を抱えている生徒も少なくありません。卒業後のスムーズな社会への適応と職場への定着を踏まえ,実施いたしました。
岡本様,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
11月18日(水)の河北ウィークリーに本校の給食献立が紹介されます。
昨年度の第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクールで本校は最高賞である「県知事賞」を受賞しました。残念ながら今年度のコンクールは中止が決定となり,その代替として11月18日(水)の河北ウィークリーにこれまでの県知事賞を受賞した献立を振り返る記事が掲載されることになりました。本校の献立からは「八平汁」が紹介されます。
秋も深まり,温かいものがおいしい季節となりました。記事にはレシピも紹介される予定ですので,あったかい八平汁を作ってみてはいかかでしょうか。11月18日(水)の河北ウィークリーを是非ご覧ください。
第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクール 県知事賞受賞献立
<三陸産海苔のノリノリごはん,白石産卵のカラフル千草焼,地場産野菜の土佐漬,八平汁,ミニトマト,オレンジ>
今年も無事に職場実習を終えることができました。
10月19日(月)から3週間行われていた2・3学年の職場実習が11月6日(金)に終了しました。3学年の中には,少数ではありますが現在も職場実習を続けている生徒もおります。11月9日(月)には,2・3学年で職場実習の解団式が行われました。(1学年の職場実習は,11月2日(月)から現在行われており,20日(金)まで3週間の予定になっております。)
本校では,卒業後の社会参加と職業的な自立のための教育を目指す上において,この職場実習は大変重要な取り組みです。様々な職場での経験がとても大きく,一段と成長した姿を見ることができました。
全事業所(約70カ所)の皆様方に懇切丁寧に御指導していただき,充実した職場実習をとおして生徒一人一人が将来の職業生活に対する思いを新たにしました。
御指導いただきました事業所の皆様,大変ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。