岩沼diary
大運動会
4月28日(木)に第5回大運動会が開催されました。
朝から素晴らしい天候に恵まれ,生徒は学年ごとに色分けされた揃いのポロシャツを身にまとい,各種目の1位のゴールテープを目指して全力疾走し,仲間や先生方はもちろん来校してくれた保護者から大きな声援を受けておりました。
借り物競走では校長先生が指名を受け,生徒と一緒に全力で走る姿が見られ,リレー競技では大接戦の展開となりました。感動と興奮の連続で各クラス・学年の結束力を高める内容となりました。誰もが最後まで諦めずにゴールを目指す姿に大きな拍手が送られていました。
閉会式では校長先生より入賞したクラスに賞状と賞品が渡され,満面の笑顔がみらえました。今年も大盛況の大運動会となりました。
岩沼高等学園生のドラマは,まだまだ続きます。
株式会社サイコー様から,トイレットペーパーを寄贈していただきました。
株式会社サイコー様より、1年間に渡りリサイクルトイレットペーパーを寄贈していただきました。本校からは,お礼の品として生徒たちが授業で制作した陶芸製品をお渡ししました。
今回のことをきっかけに、生徒にはリサイクルやごみの分別に取り組んで欲しいと思います。誠にありがとうございました。
対面式 「未来へ発信 夢を実現 可能性を信じて」
4月13日,対面式が行われました。3年ぶりに新入生と在校生が体育館に一堂に集まっての開催ということで手探りの中,生徒会執行部が中心となって企画・運営しました。
生徒会長の歓迎の挨拶から始まり,学校行事などのスライドを見ながら新入生に分かりやすく説明しました。部活動紹介では,各部が趣向を凝らし普段の取り組みを実技や動画で説明し,各部が拍手喝采を受け,盛り上がりのある対面式となりました。生徒会執行部のみなさんありがとうございました。
最後に生徒会執行部から今年度のテーマ「未来へ発信 夢を実現 可能性を信じて」が全員に伝えられました。
新入生も岩沼高等学園で上級生とともに可能性を信じて夢実現のために頑張っていきましょう。
令和4年度入学式
4月9日,穏やかな天気のもと入学式が行われ,本校22期生34名,川崎キャンパス7期生5名の入学が許可されました。
今年度は,3年ぶりに本校体育館で入学生・保護者が一堂に会しての入学式となり,職員も含め入学生をお祝いしました。新入生の皆さんのこれからの活躍を期待しています。
令和3年度修了式
3月24日(木)令和3年度の修了式が行われました。生徒一人一人の名が呼ばれた後,学年の代表が修了証を受け取りました。校長式辞では,一人一人が1年間の成長を振り返りつつ4月からどのような生活を送りたいか目標も立ててほしいといった話がありました。その後,各学年の代表から1年間の振り返りの発表がありました。1年生の代表は,「舎生活の中で生活リズムが整った。通学生になっても崩さぬようにしたい。また,寄宿舎でみんなと生活する中でコミュニケーション力もついたと感じている。2年生の生活に生かしたい。」といった発表をしました。2年生の代表生徒は,「2年生になって責任の重さを委員会活動や部活動の中で感じた。コロナ禍でいろいろと大変だったが,学園祭で発表できたことはよい思い出となっている。部長になったので皆をまとめられるよう頑張りたい。そして3年生ではさらに積極的にいろいろなことに取り組んでいきたい。」と発表しました。
4月からはそれぞれ最上級生,中堅学年となります。入学してくる新入生を導きながら岩学をすばらしい学校にしてください。君たちならできる!期待しています。
MAP(1年生)
皆様,16日深夜の地震では被害など無かったでしょうか。本校では,昇降口の床タイル(昨年修繕したばかり)が揺れや地盤沈下によって割れる被害がありました。しかし,地震発生時に寄宿舎にいた生徒達は皆無事で,指示に従って落ち着いて避難し,寄宿舎の安全点検を行っている間も静かに待機できていたとのことです。朝には保護者に連絡を入れ,無事を知らせました。
17日,2年生は臨時休業となりましたが,寄宿舎生の1年生は登校し,3,4時間目にはMAP(みやぎアドベンチャープログラム)を行いました。入学当初は県内あちらこちらの中学校から集まってきただけの集団でした。それが寄宿舎生活も含めた関わりの中で互いの個性を理解し,認め合い,クラスまたは学年の仲間に成長していきました。今日のMAPではそんなたくましく成長した姿を見せてくれました。ファシリテーターを務めた佐竹教諭は活動の途中に皆を集め「今のアクティビティでは「ありがとう」という言葉があちらこちらからたくさん聞こえてきた。すばらしい。21期生最高だ。」と褒めていました。この学年の生徒の素直さや温かさ,そしてノリの良さを感じることができました。
生まれ変わった畑の土づくり
岩学あるあるの一つに「雨上がりの畑で足が埋まって抜けなくなる。」があげられていました。そこで事務室が県教委と調整し畑の土地改良工事をしていただけることになり,過日,農地の半分の工事が完了しました。これまで雨上がりには生徒達の足を掴んで離さず,晴天が続くとゴロゴロと塊を作っていた土を大型の重機で削ってダンプカーで運び出し,代わりに角田の採土場から運んできた山土(山砂)を入れました。もちろん暗渠排水も施しています。
今日は1年生の生徒達がダンプカーで運んできてもらった牛糞堆肥や秋に敷地内から集めて来ていた落葉をスコップやフォークで畑に広げていました。おいしい野菜は土づくりから。がんばれ!!
上:生徒達による本日の作業 下:重機での工事の様子
卒業式
3月5日(土)卒業式が行われました。曇天の週間予報を覆し,うららかな春の日差しが卒業を祝福してくれました。卒業生は高校生活3年間のうち,2年間をコロナ禍で過ごし,修学旅行の中止をはじめとして,さまざまな影響を受けました。しかし(何度も言うようですが)生徒達は自分が置かれた現状の中で一生懸命に学習や諸活動に取り組み,制限や変更が加えられながらも行事や生活を楽しむ姿勢を失いませんでした。今回の卒業式も感染状況が高止まりの中で規模縮小で執り行われましたが,生徒達は皆,晴れ晴れとした表情で臨み,凛とした雰囲気の卒業式を作り上げました。
そんな卒業生の皆さんの人生に幸多きことを心より願っております。
『一般社団法人星つむぎの村presents 岩沼高等学園にプラネタリウムがやってくる!』
2月28日(月)、3月1日(火)、3日(木)の3日間に渡り、全校生徒を対象に一般社団法人「星つむぎの村」によるプラネタリウムの投影が行われました。多目的教室の天井一面に、果てしなく広がる宇宙空間が映し出され、いのちが星のかけらからできていることや、今ここに存在していることの尊さを全身で感じる事ができるプログラムとなっていました。生徒たちは、仰向けになったり天井に向かって手を伸ばしたりしながら、非日常の空間を楽しんでいる様子でした。日常の中で空を見上げると、街の灯りがとても明るいため、プラネタリウムで見られるような小さな星々を見つけるのは難しいかもしれません。しかし、今回の体験をきっかけに、時には夜空を見上げ、自分たちが自然の一部であることを思い出しながら日々を過ごしてほしいなと思います。
卒業に向けて
【総練習・同窓会入会式】
3月3日には卒業式の総練習と同窓会入会式が行われました。同窓会入会式は斎藤会長においでいただき執り行いました。
【後輩たちによるお見送り】
3月4日は1,2年生による先輩たちのお見送りが行われました。コロナ感染防止のため1,2年生は卒業式に出席せず自宅学習日となりますので今日が3年生とのお別れの日。部活や委員会活動などでお世話になった先輩に色紙やプレゼントを渡す姿が見られました。
【式場・会場準備】
先輩たちを見送った後,1,2年生は式場の準備・会場の準備を行いました。心を込めて掃除をし,3年生の教室を飾り付け,式場となる体育館の準備を行いました。さすが専門教科や職場実習で「働く」ことを学んでいる生徒達です。指示をよく聞き,よく状況を見ながら働くことができていました。3年生のために一生懸命準備したその気持ちはきっと3年生にも伝わることでしょう。
3年生 卒業式前最後の行事
2月22日(火)3学年では「身だしなみ講座」「お祝い給食」「進路講話」がありました。来週土曜日に迫った卒業式前の最後の行事となりました。
【身だしなみ講習会】男子と女子に分かれ,いずれもリモート形式て行われました。男子はスーツの着こなしについて紳士服のアオキの大槻様より教えていただきました。女子はお化粧の仕方を仙台ビューティーアート専門学校 の緒志様より教えていただきました。生徒達の表情からは,ちょっと大人な雰囲気になって照れている様子と4月から社会人となる緊張感が見てとれました。
【お祝い給食】デザートが3品も付くなど手間ひまの掛かるメニューを栄養教諭と調理員さんたちが心を込めて作ってくれました。わいわいとお祝い給食を食べてもらいたいところでしたが,オミクロンの感染者数が高止まりしている状況から各教室での黙食となりました。岩沼高等学園のおいしい給食を食べられるのもあとわずかです。しっかり味わって卒業していってください。
【進路講話】午後からは4つの会場をつないで進路講話が開かれました。講師は17期生の先輩方3名,1年生の時の3年生の先輩たちです。2年間の社会人生活で感じたことや学んだことなど,たくさんの話をいただきました。先輩たちの話を聴いたり逞しくなった姿を見たりして,各々が2年後の自分の姿をきっと思い浮かべたことでしょう。
1学年 進路講話
2月18日(金)1学年で進路講話が開かれました。講師は進路が決定した本校の3年生4名が務めました。2部形式で行われ,講話1では進路が決定した4名の3年生の先輩の話を学年全体で聞きました。これまでの職場実習のことや内定が決まるまでの話にしっかりと耳を傾けていました。講話2では4つのグループに分かれ,少人数で先輩を囲み,4月からの仕事や生活についての話を聞いたり,質問に答えてもらったりしました。身近な先輩の言葉は1年生にとってよい影響を与えてくれることでしょう。また,3年生も「とても緊張しましたが,役に立ててうれしいです。」と感想を語ってくれました。
手話講座 3年家政
2月18日(金)3年生の家政の授業では福祉分野の学習として手話講座が開かれました。講師は3学年副主任の熊谷文子先生。指文字で自分の名前を表したり,覚えておくと聴覚障害のある方とも簡単な会話ができるであろう20の手話を教えてもらったり,桐谷健太さんの「海の声」を手話を交えて歌ったりしました。生徒達はいろいろと質問して教えてもらうなど,とても興味を持ったようでした。
卒業を祝う会
2月17日(木)卒業を祝う会が行われました。これまで学校行事委員会が計画を立てて準備を進めて来ました。卒業式には在校生が出席できないことが決定していたため,祝う会を3年生と1,2年生が一堂に会してのお別れの場にしたいと考えていました。しかしオミクロン株の感染拡大によって,またもやリモートを取り入れての開催となりました。3年生は体育館で1年生と2年生の出し物や思い出のスライド,1年生と2年生の代表によるエールを見ました。エールでは声は出せませんので2名がマイクを持ってメッセージとエールを送り,他の生徒はパフォーマーとなりました。創意工夫に満ち,そして心のこもったエールパフォーマンスでした。後輩たちが準備してくれた祝う会を精一杯楽しもうとする3年生の姿がありました。最後に3年生から「ありがとう」の演奏にのせてメッセージが送られ会は終了しました。3年生が退場し校舎に戻ってくるのを廊下に出て拍手する後輩たちがいました。心温まる光景でした。また岩学生のすばらしさを見せてもらいました。
フラワーアレンジメント
2年生の家政の授業で,ゲストティーチャーを招いてのテーブルフラワーのアレンジ体験が開かれました。2月2日(水)は4,5組,2月4日(金)は1,2,3組が体験しました。講師を務めてくださったのは県南でフラワーアレンジの教室を開催している山本明美さんです。感染対策として山本さんには別室からリモートで教えていただきました。生徒たちは山本先生にたくさん褒めてもらってうれしそうでした。花を生けること,,部屋に飾ることなど花のある生活に興味・関心を高めたことでしょう。
宮城県高等学校美術展への出品
第74回宮城県高等学校美術展が2月4日(金)~6日(日)の3日間,宮城県美術館県民ギャラリーを会場に開催されています。本校からは2年生の菅野由奈さんの作品を出品し,奨励賞を受賞しております。冬休み中に制作した80枚の中からその一部をご紹介します。一般公開の時間は今日と明日が9時30分から16時30分まで,最終日の日曜日が13時までとなります。感染対策をしながら是非ご覧になってみてください。
生徒会企画「全校四角形ドッジボール大会」
例年,冬休み明けの全校集会で生徒会によるお楽しみ企画が行われています。今年は都合により1月24日(月)の開催となりました。オミクロン株の感染拡大が続く中ではありましたが,冬休み前から執行部が企画と準備を進め,全校生も楽しみにしていた行事でしたので,リモートでの開閉会式,リモートでの試合観戦,会場に入る時の手指消毒,会場の換気,競技中もマスクを着用など感染対策を十分に施し実施しました。
1回戦の組み合わせは他学年との対戦で,学年の上下で遠慮することなく下級生のクラスが上級生のクラスを倒す試合が多くありました。学年を超えての交流ができたことはよいとてもよかったと思います。優勝は3年3組,準優勝は1年2組,3位は2年2組と1年5組でした。
冬休み明けの全校集会
1月11日(火)冬休み明け全校集会が開かれました。
校長先生の話,生徒会長の話,学校行事委員長の話、そして各学年代表から新年の抱負が述べられました。壇上から緊張しながらも堂々と話した生徒の皆さんも立派でしたし,聞く側の態度も立派でした。生徒会のみなさんの司会進行もスムーズでした。
ホテル白萩での展示をリニューアル
仙台市青葉区錦町のホテル白萩様の1階ロービーにおいて本校の美術作品や工業製品の展示をさせていただいております。過日、その展示作品の入れ替えを行いリニューアルしましたので、足を運んでご覧になっていただけると幸いです。
ホテル白萩様には、職場実習の受け入れをしていただいたり、テーブルマナー講習会を開いていただいたり、専門教科「農業」で生産した農作物をご購入いただいたり,花壇に植栽させていただいたりと日頃より大変お世話になっております。改めて感謝申し上げます。
寄宿舎 忘年会
12月15日(水)に寄宿舎で「忘年会」が行われました。今年もコロナ対策をとりながら,グループに分かれて撮影した動画を上映しました。動画を撮るときには,各グループで内容を考え工夫しながら撮影をしている様子がみられました。当日は,とても盛り上がり,生徒一人一人楽しく過ごしていました。
書道展
12月7日(火)から12月12日(日)わたり宮城県美術館で開催されました「第70回宮城県高等学校書道展覧会」の特別企画「第3回支援学校書道展」に1学年と2学年の作品を出品しました。
和太鼓!
12月8日(水) 3学年では,文化芸術による子供育成総合事業(芸術家の派遣事業)として,和太鼓Atoa.「あとあ」の皆さんに来校いただきました。鍛え上げられた男たちによる迫力の和太鼓演奏,観客を巻き込んだパフォーマンスなどに生徒たちは心を躍らせていました。後半は和太鼓の演奏体験をさせていただき、とても貴重な時間を過ごしました。
認知症サポーター養成講座
12月10日(金)3学年の専門教科「家政」の中の福祉の学習で「認知症サポーター養成講座」が開かれました。石巻西地域包括支援センターの池田様と石上様がわかりやすく講義をしてくださり,全員が受講終了のカードを受け取ることができました。
本校創立20周年・川崎キャンパス開校5周年記念式典
11月24日(水)に本校創立20周年・川崎キャンパス開校5周年記念式典を執り行いました。コロナの影響でさまざまな制限があったものの,ご臨席賜りました御来賓の方々とともに厳粛な中にも温かなお祝いの式典とすることができました。「岩沼本校20歳と川崎キャンパス5歳の誕生を祝おう」を合言葉に,これまで記念品制作やアトラクションの練習,装飾物の作成,リハーサルや会場準備に一生懸命取り組んできた生徒達,当日も案内や来賓控室での接待,挨拶運動,アトラクションの披露などで「岩学のよさ」を御来賓の方々にアピールすることができました。
宮城県特別支援学校陸上競技対抗大会
11月13日(土)岩沼市陸上競技場を会場に第2回宮城県特別支援学校陸上競技対抗大会が開かれました。当日の朝は雲一つない快晴でした。本校の陸上部の生徒と各学校の先生方が協力して会場準備をしました。開会式では大会実行委員長(本校山中校長)の挨拶などがあり,競技がスタートしました。100M走,400M走,1500M走,400Mリレー,立ち幅跳び,ソフトボール投げで自分の力を発揮し競い合いました。高校の陸上大会でも上位入賞するであろう記録が出るなど,レベルの高さもありつつ,一方では学校の垣根を越えてリレーのチームを組みバトンを繋いだり,学校を関係なく頑張る姿に拍手を送ったり声を掛けたりと他校生との交流もありました。
特別支援学校文化祭について(お知らせ)
宮城県教育委員会が主催する宮城県特別支援学校文化祭が来週行われます。コロナの影響でコロナ以前とは違った形での開催となります。本校は作業製品販売会に参加します。11日13時から15時まで県庁1階ロビーで,工業で製作した木工品と陶芸品、家政で製作したサシェなどの手芸品,農業で生産した野菜類などを販売します。3年生の代表3名が販売員を努めます。お時間がある方は是非立ち寄りください。期間中は各支援学校の紹介パネルの展示やステージ発表などもあります。
職場実習へ 1年生結団式
今日から11月です。2,3年生の職場実習は今週が最終週です。そして1年生は今日から職場実習が始まり,今週は一部の校内実習の生徒を除いて全学年の生徒が職場での自習となります。各企業のご理解とご協力で実習が行えていることに感謝しながら,一生懸命に取り組んでほしいと思います。
10月29日(金)に行われました1年生の職場実習結団式の様子をご紹介します。
1年生は1回目の実習はグループでの実習でしたので,今回は一人で行く初めての実習です。不安があって当たり前です。できなことがあって当たり前です。困った時は助けてもらってください。そして感謝。大切なことです。
自分がどれだけできるのかできないのか,なにが得意か不得意なのか,それを見つけてきてください。頑張れ1年生!!
みやぎジョブカフェ「キャリア教育セミナー」を開催しました。
10月11日(月),2・3学年を対象に「キャリア教育セミナー」を開催しました。昨年度に引き続き,みやぎジョブカフェ キャリアカウンセラー 岡本 江美 氏を講師にお迎えし,感染対策のため,会議室と各教室をリモートの形でお話をいただきました。
全学年で全員が3週間(1学年の最初のみ2週間)の職場実習を各学年で年2回実施しております。職場実習の事前および事後指導は,3年間を通して「アイワーク」の授業で行っておりますが,さらなる充実のため,2学年は今後の進路選択などについて,3学年は卒業後の社会生活・職業生活などについて,大変わかりやすく御指導をいただくことができました。
これから進路選択や就労をしていく中において,不安を抱えている生徒も少なくありません。卒業後のスムーズな社会への適応と職場への定着を踏まえ,実施いたしました。
岡本様,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
全国高校駅伝宮城県予選
10月17日(日)に岩沼市海浜緑地公園を会場に高校駅伝の県予選大会が開催され,本校陸上部も戦ってきました。当日は雨が降り気温も11月並の低さ,そしてテントも飛ばされそうな強風も吹く荒天,そんな中7人で42.195㎞を2時間57分7秒で走り抜きました。岩学に入学してから走り始めた生徒が多いチーム。彼らが夏の暑い日も雨の日も監督や先生方とひたむきに練習し,7人がそれぞれの力を出し切り完走できたことは当たり前のことではないと感じています。
余談ですが,10月19日(火)TBCラジオ「グッドモーニング」でこの駅伝大会のことが取り上げられていました。今大会には特別支援学校として角田支援学校と気仙沼支援学校,そして本校の3校が出場しました。支援学校が3校も出場する大会は全国でも数少なく,インクルーシブが浸透した誇れる大会であるということが語られ,また一般の高校に交じって完走を果たした3校の健闘も称えられました。
進路講話・卒業生事例発表会を開催しました。
10月5日(火)に在校生を対象に進路講話・卒業生事例発表会を行いました。
進路講話は,「社会参加と職業的自立に向けて ~会社で働くということ~」と題して,株式会社河北新報社 総務局総務部 与野 珠美 様から講話をいただきました。事例発表会では,株式会社河北新報社に就職して3年目になる卒業生(16期生)に話題提供者として話をしてもらいました。
今年度も新型コロナ感染拡大防止のため,保護者,近隣の中学生とその保護者,御来賓など外部へは,ご案内を出さずに,在校生と教職員だけで開催しました。講師,話題提供書の方には,会議室から教室にいる生徒たちへリモートで話をしていただきました。
生徒達は,真剣にメモを取りながら話を聞いていました。終了後の感想を読むと卒業後の就労や生活について,特に仕事をする上で大事なことや守らなければならないことについて分かったことが詳しくまとめられていました。来週から始まる職場実習に生かし,実り多いものにしてくれるものと期待しています。
大運動会
9月28日(火)大運動会を開催しました。例年は春に開催している行事です。練習の時間も限られ,種目にも制限があったりする中でしたが,生徒たちはそんな逆境にもめげずに,自分たちの運動会を楽しんでいました。先日の学園祭に引き続き,生徒たちの前向きに明るく,そしてひたむきに取り組む姿に感動しました。
リモート学園祭
本校20周年,川崎キャンパス5周年を記念する第20回学園祭が開かれました。
練習時間が確保できなかったり、制限や変更があったりと困難な状況においても,明るい気持ちや前向きな気持ちを忘れずにこの学園祭を作り上げた生徒たちに大きな拍手を送ります。
明日!学園祭
いよいよ明日,記念すべき第20回の学園祭です。生徒一人一人が一枚ずつ描いたフラッグと全員で作った学園祭のシンボルマークが玄関に飾られました。見事です。
コロナの影響で校内のみでの開催へと変更せざるを得なくなり,しかも皆で大いに盛り上がることも慎まなければならない状況です。しかし,全てをコロナに奪われるわけにはいきません。学園祭のテーマは「インフィニティ~僕らの可能性は無限大~」。いろいろな制限の中でも限られた時間の中でも仲間とともにできることを頑張る,生徒達からはそんな気概が感じられました。明日が楽しみです。
学園祭準備と横断幕
生徒達は16日の学園祭に向けて,クラス発表の動画制作をはじめ,部活動や専門教科,有志での発表の準備,実行委員としての準備などなど,それぞれの役割を一生懸命に頑張っています。
同時に岩沼本校20周年・川崎キャンパス5周年の記念式典に向けての準備も進んでいます。本校でデザインしたものを宮城県工業高等学校の御協力をいただき完成した横断幕が届きました。岩沼本校の分と川崎キャンパスの分の計2枚です。初秋の青空によく映えています。
全校集会~心はつなげる~
8月26日に夏休み明けの全校集会を行いました。感染拡大が勢いを増し緊急事態宣言も出される中でしたので,会議室と各教室をリモートで繋ぐ形での全校集会となりました。会議室の背景には「全校集会~心はつなげる~」の文字。「身体的距離を保ちながらも心の繋りは絶やさない」そんな生徒会の意気込みが伝わってきました。
開会宣言の後,学校行事委員会委員長の話,生徒会長の話,校長先生の話と続き,最後に各学年の代表者の話がありました。1年生の代表者からは夏休みに行った生活体験棟での生活訓練を通して学んだことや感じたこと,2年生の代表者からはバレーボールチームでの練習から学んだことや感じたことが自分の言葉で具体的に語られました。3年生の代表者からは夏休みの生活の報告の後,最後の職場体験学習に臨む意気込みや最後の学園祭をみんなで盛り上げたいという意気込みが語られました。各教室からの大きな拍手は校舎内に響き,発表者がいる会議室まで届きました。
コロナ禍の中でも「心はつながる」を合言葉に,よりよい岩学生徒会を作り上げてくれる,そう確信できた全校集会でした。
オープンキャンパス開催
8月2日(月)本校への入学を考えている中学3年生を対象にオープンキャンパスを開催しました。
全体会で学校紹介ビデオを見ていただいた後,本校の学習の中心である4つの専門教科の一つを受講してもらいました。家政ではクリーニングと喫茶サービス,流通では一般清掃とポリッシャー掛け,工業では陶芸,農業では収穫を体験してもらいました。それぞれに本校生徒が入り,中学生をサポートをしました。また,お土産として専門教科の中で作った工業製品や農作物などを持ち帰っていただきました。
短い時間でしたが,本校のことを少しでも知っていただけたかと存じます。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
【家政】
【工業】
【農業】
【流通サービス】
企業対象学校見学会
7月20日(火)に企業を対象とする学校見学会を行いました。当日は新型コロナウィルス感染防止対策として参加人数を30名以内に制限させていただきました。
本校の特色でもある専門教科の授業を中心に,1年生の生活の場である寄宿舎も見学していただきました。また今年度の講話は,「企業における障害者雇用・定着について」というテーマで,株式会社 北洲 総務人事部 課長 佐々木貴成様を講師にお招きし,本校の卒業生(16期生)の事例を取り上げていただきながら,マニュアル化,フォローアップ体制の重要性,社会資源の活用等について具体的で分かりやすいお話をいただきました。
参加していただいた企業の皆様ありがとうございました。なお,参加を見合わせていただいた企業の皆様に対しては,別日に個別で対応させていただいてます。
岩学オリンピック2021(1学年レク大会)
東京オリンピックの開会式を翌々日に控えた21日(水),1学年では「岩学オリンピック2021」と題して学年レクが行われました。体育館と多目的室を会場にビニールバレー,卓球,オセロの3つの種目で勝敗を争い、いや,勝敗は二の次でとにかく皆で楽しみました。閉会式では学年主任より表彰状と参加賞のアイスバーが手渡されました。
「清涼飲料水と水分補給について」栄養教諭による授業
本格的な夏を目前にして,12日(月)に栄養教諭がT1となり「清涼飲料水と水分補給について」の授業が1年生を対象に行われました。クラスごとのグループを作り学習を進めました。例えば,スポーツドリンクや炭酸ジュース,エナジードリンク,ファストフードのシェークなどの飲み物を砂糖が入っている順に並べる問題や,その量は角砂糖で何個分になるかを予想する問題に,グループでいろいろな意見を交わしながら一つの答えにまとめていきました。普段よく飲んでいる飲料が予想以上の砂糖が入っていることに驚く声も聞かれました。
今日学んだ知識を生かして水分補給を正しく行い,熱中症予防と肥満予防に努めてください。
福祉体験・選挙出前講座
9日(金)に3学年では福祉体験,2学年では選挙出前講座の学習が行われました。
福祉体験では,装具を着用して,高齢者の見え方,聞こえ方,動きづらさなどの体験とその高齢者をサポートする際の留意点など学びました。ゲストティ-チャーを務めてくださった岩沼市社会福祉協議会の皆様ありがとうございました。
選挙出前講座では宮城県の選挙管理委員会の方と岩沼市の選挙管理委員会の方々にお世話になりました。生徒たちはリモートで説明を受けた後,実際の投票所と同じように作られた模擬投票所で投票体験を行いました。有権者となる18歳を前に有意義な学習となったと思います。
職場実習解団式
職場実習を終え,充実した表情で生徒達が登校してきました。それに伴い今日は1年生と3年生で解団式が行われました。3年生の代表生徒からは「とても楽しかった。次回の実習も同じ事業所で行いたい。」と発表がありました。それに対して深沼学年主任は「本気に取り組んだからこそ楽しいと感じられたはず。」とその本気の取組を賞賛し,最後には,「卒業までに単なる『同士』に留まらず,それぞれの就労に向けてともに努力する『同志』になってほしい」と3先生に向けて熱い思いを語りかけていました。
救急救命法講習
6月11日(金)・21日(月)の2日間に渡って岩沼消防署の方々にご来校いただき,教職員対象の救急救命法講習を実施ました。これから暑くなるに伴い,熱中症や水の事故等のリスクは高まります。コロナ禍で昨年度は講習会がなかったこともあり忘れている部分を思い出したり,新型コロナ感染症に対応での変更店を確認したりしながら,皆真剣に取り組んでいました。
岩沼消防署の皆様,お忙しい中たいへんありがとうございました。
「ホテル白萩」の展示内容をリニューアルしました。
現在,生徒たちは全学年職場実習中です。とても頑張っている様子が職場の方から巡回を行った先生方に伝えられています。
さて,その職場実習でも1年生4名がお世話になっているホテル白萩(仙台市青葉区錦町2-19)様には以前から本校の美術作品や作業製品などを展示させていただいておりました。現在は,1階のロビー(レストラン丹頂の入り口付近)に展示させていただいております。その展示内容を先日リニューアルいたしましたので,ぜひお時間を見つけて足をお運びください。
初めての職場実習へ ~1年生職場実習結団式~
6月11日(金)午後から1年生の職場実習結団式が行われました。学年主任の話の後,実習のグループごとに前に出て決意表明を行いました。一人一人の発表から,初めての職場実習に臨む緊張感と真剣に頑張ろうとする気構えが感じられました。
先生方の話を聞く態度も立派でしたし,仲間の決意表明に対しても拍手でエールを送り互いの健闘を誓いあっているようでした。
学びの多い職場実習になることを期待しています。がんばれ!1年生!!
職場実習結団式
6月4日〈金)に職場実習の結団式が2年生,3年生それぞれに行われました。
午前中に行われた3年生の結団式では,プレゼンテーションソフトで作成した資料を映し出しながら発表していました。3年生一人一人のこの実習にかける意気込みや決意が伝わってきました。そして発表者に対してしっかり拍手が送られ,その拍手は「頑張って来いよ」と同級生にエールを送っているかのようでした。
午後から行われた2年生の結団式では,学年主任の話にもあった通り,1年生の時よりも目標が具体的になり,さすが2年生と感心させられました。1年生の職場実習で課題を掴み,その後の生活でも取り組んできたからこそ,より具体的で適切な目標を設定できたのだと思います。
3週間後には,「社会参加」と「職業的自立」に向けてさらに成長を遂げたたくましい姿を見せてくれることと信じております。頑張れ2年生!頑張れ3年生!
交通安全教室
6月3日(木)交通安全教室が開かれました。昨年度はコロナの影響で中止となってしまいましたが,本年度は岩沼自動車学校から2名の先生に来校していただき,多目的室から体育館にいる生徒達に向けてリモートで講義をしていただきました。講義の内容は歩行者として事故に巻き込まれないための知識や心構え,自転車を運転する立場としての五原則,そして将来自動車を運転する立場となった時に気をつけるべきこと,などについて資料や映像を交えながらお話しいただきました。時折,リモートの関係で音声が聞き取りづらい場面もありましたが,生徒達は一生懸命聞いていました。また,講義後に修了証明書もいただくことができました。岩沼自動車学校の先生は「私たちの仕事は,生徒の皆さんが一生,交通事故の加害者にも被害者にもならずに過ごしてもらえるようにすることです。」とおっしゃっていました。講師の先生方ほんとうにありがとうございました。
職場見学に行きました(1年生)
5月21日(金),1年生は仙台市にあるホテル白萩を訪れ,職場の見学をさせていただきました。小雨の降るあいにくの天気でしたが,1年生全員参加することができました。
生徒は,3つのグループに分かれ,ホテルにおけるサービス業の仕事についての概要や,ベッドメイキングの仕事,フロントの仕事などを,ホテルスタッフの方から説明していただきました。昼食はホテル白萩のおいしいお弁当をいただきました。ホテル白萩では岩沼高等学園の卒業生も働いており,先輩からは21期生に向けて,将来の就労のため学校生活を頑張ってとのエールをいただきました。
以下,生徒の感想です。
〇職場見学を終えてすごく働いている姿が楽しそうに見えたので私も働きたいなと思った。
〇職場見学で学んだことはお客様に対する接客です。何よりも優しさが大切なんだなあと思いました。
〇ホテル白萩の仕事はお客様のことを第一に考えてそしておもてなしをすることが大事だと知りました。今回の職場見学で学んだ態度や言葉遣いなど職場実習で生かそうと思います。
〇まだまだ就職するためには分からないことばかりだけど,この3年間で仕事につくための勉強をして立派な社会人になります。
生徒総会
5月13日(木)生徒総会が開かれました。今年も新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,リモートでの開催となりました。司会,議長,発表者は会議室に集合し,その他の生徒は各教室にて参加しました。会議室で進行を務めた議長さんや発表を行った各委員会の委員長,各部長さんたちは堂々とマイクの前で発表を行いました。質疑応答では,活発な意見交換が行われました。
新入生を歓迎する対面式
4月13日に対面式が行われました。コロナが収束せず,今年も一堂に会することができませんでした。しかし生徒会執行部は「限られた中でも工夫をしてやれることをやる!」という強い思いを持って実施しました。
まず,執行部が校庭の式台から開会や挨拶を行い,生徒達はベランダから聞きました。クラスに戻って生徒会の組織や行事,部活動などの説明をビデオで見て,最後に生徒会執行部と2・3年生の有志から1年生にエールが送られました。練習時間があまりない中でのエールでしたが,楽しくて,あたたかで,先輩達が新入生を歓迎する気持ちが伝わってきました。1年生代表のお礼の挨拶も立派でした。
令和3年度岩沼高等学園生徒会のスタートです。よりよい学校を目指して「さあ,行きましょう!!」
令和3年度入学式
4月10日,令和3年度の入学式を行いました。川崎キャンパス6期生6名,本校21期生39名が入学しました。昨年度に引き続きコロナ禍での実施となり,歓迎の挨拶や代表の言葉は録画を視聴し,呼名と入学許可は3回に分かれて体育館で行い,ホームルームも保護者は別室で映像を見る形をとるなど,感染防止を第一に実施させていただきました。職員も限定され,式に参列できた人数はわずかでしたが,他の職員も職員室や各所からお祝いしました。新入生の皆さんのこれからの活躍を期待しております。
令和2年度修了式
3月24日,令和2年度の修了式がおこなわれました。各学年主任より一人一人の氏名が呼ばれ,代表生徒が登壇し校長先生より修了証を受け取りました。校長式辞では,コロナ禍で様々な制約・制限が掛かる中でも「工夫」しながらよく頑張ったことが褒められ,そしてその「工夫する」ということを今後も続けてほしいこと等が話されました。その後各学年代表生徒から挨拶があり,1年生の代表生徒からは,コロナ禍で臨時休業が続きなかなか登校できず不安だったこと,そしてさまざまな学習や諸活動,行事,寄宿舎での生活を通してたくさんの友達ができてうれしかったことなどが話されました。2年生の代表生徒は,やはりコロナ禍での生活が大変であったこと,その中で職場実習や寄宿舎での生活を頑張ったことが語られました。大人びたしっかりした文章で,「辞書をひきながら時間を掛けて頑張って完成させました。」とのことでした。さすが2年生です。
明日から春休みとなります。しかし,宮城県は緊急事態宣言の最中です。不要不急の外出を控え,これまで以上の感染防止に努めなければなりませんが,そんな中にも「工夫」を加え,春休みを充実したものとしてほしいと思います。
1年の終わりに
修了式を間近に控え,1学年では「お楽しみクイズ大会」「ラストMAP」などがおこなわれました。いろいろな中学校から集まった38人が,学習や行事,諸活動そして寄宿舎での生活を通して,笑ったり,泣いたり,時には怒ったりして,だんだんと絆を深めて仲間となり,集団となっていきました。23日の帰りには,1年間の感謝の気持ちを模造紙に記し,黒板に飾りました。
【 お楽しみクイズ大会3/22 】
【 ラストMAP3/23 】
【 クラスの仲間へメッセージ 】
2学年進路講話
3月18日に第2学年の進路講話が開かれました。17期生の先輩3名に来校していただき,各会場に分かれてのリモート開催となりました。3人の先輩はそれぞれ,製造業,清掃業,卸売・小売業の会社に勤めています。自分たちが1年生の時の3年生であり,学生の頃の姿も見ています。その先輩から就職して社会人として頑張っている話を聞いたり,落ち着いた様子でたくましさを増した先輩の姿を見たりして,学生と社会人との違いに気づくことができたようです。4月からは3年生に進級し,卒業後の自分の姿を具体的に考えていかなければならない2年生にとって,とても有意義な進路講話となりました。
専門教科特別実習(1年)
1年生では,専門教科の「特別実習」が行われています。家政,流通,農業,工業の各教科でとても真面目な取り組みが見られていますが,その中でも特に,流通の清掃での丁寧な仕事ぶりが光っていました。1年間専門教科で学んだことの総仕上げです。がんばれ1年生。
卒業を祝う会
17日「卒業を祝う会」が開かれました。会長挨拶では先輩達への尊敬と感謝の気持ちが述べられました。その後1・2年生からの出し物,思い出のスライドショー,エール,記念品の贈呈が行われ,最後に3年生から1,2年生に歌(録画)と冊子(2教科選択制のノウハウをまとめたもの)をプレゼント,そして3年生を代表して前会長からの熱いメッセージが贈られ,閉会となりました。コロナの影響による人数制限のため,在校生は卒業式に出席できません。それだけに「祝う会」は1・2年生にとっても3年生にとっても大切な別れの儀式となりました。
1年生「i-Padをフル活用」3年生「身だしなみ講座」「進路講話」「卒業お祝い給食」
12日,1年生は「i-Padをフル活用}と題して特別授業が行われました。当初は校外学習として総合研修センターに行きICTの学習を行う予定でしたが,感染レベルが上がったために校内での学習に変更となりました。それでも皆楽しくi-Padを用いてICTの利活用や自分で学ぶスキルについて(の第一歩を)学ぶことできました。
同じく12日,3年生では午前に身だしなみ講習会,午後から進路講話が開かれました。身だしなみ講習会も当初は外部講師の方々(株式会社オルビス様)を招いての計画でしたが,感染レベルが上がったため,本校教員ヶオルビス様にレクチャーを受けての授業実践となりました。女子はスキンケアや化粧法,男子はスーツの着こなし,ネクタイ選び,身だしなみについて学習しました。
同日午後の進路講話は3名の卒業した先輩方の話をリモートで伺いました。身近な先輩達に3年生から様々な質問がなされ,先輩達は丁寧に質問に答えていました。3年生は身近な先輩達の話を聞き漏らさぬよう真剣にメモをとりながら聞いていました。
そして12日の給食は「卒業お祝いメニュー」でした。お祝いメニューだけあって豪勢に肉と魚のW主菜。そして副菜やデザートにも3年生が家政の授業で作った手作りみそが使われました。3年生は皆笑顔で「くったー。」「おいしかったー。」など大満足の様子でした。栄養教諭と調理員さん達からの心のこもった卒業祝いとなりました。
1学年「親になるための講座」
2月5日,1年生は前日の進路講話に続いて「大切な命だから~助産師からのメッセージ~」と題して助産師の田村雪子先生から御講話をいただきました。感染防止ため田村先生は生徒会室からお話しいただいてコモンホールに中継をつなぎ,生徒達はそれを見る形式での講演会となりました。助産師の仕事,生命誕生のすばらしさ,親の心,子育て,思春期の心と体,思春期の今に気をつけること,みんなにお願いしたいこと,自分たちを守るさまざまな法律,等などたくさんのことをお話いただきました。画面を通してでも田村先生の温かな人柄が感じられ,生徒達は親しみを感じていたように思います。また生徒達は田村先生のお話を聞き逃さないようにメモをとりながらしっかり聞いていました。休憩時間には,乳幼児の人形(マー君とるりちゃんと名前があるそうです。)を抱っこしたり,妊婦の疑似体験ができるキットを身につけたりする姿が見られました。
1学年「進路講話」 3学年「親になる講座」
2月4日(木)には,午前中に1年生の進路講話が行われ,午後からは3年生の「親になるための教育推進事業」講話が行われました。
1年生の進路講話は2部形式で行われました。講話1では進路が決定した5名の3年生の先輩の話を学年全体で聞きました。これまでの職場実習のことや内定が決まるまでの話にしっかりと耳を傾けていました。講話2では5つのグループに分かれ,少人数で先輩を囲み,4月からの仕事や生活についての話を聞いたり,質問に答えてもらったりしました。身近な先輩の言葉は1年生にとってよい影響を与えてくれることでしょう。また,3年生も「とても緊張しましたが,役に立ててうれしいです。」と感想を語ってくれました。
3年生の「親になるための教育推進事業」講話は外部講師(郡山健康科学専門学校こども未来学科学科長 細川梢様)をお招きして実施しました。ただし,感染防止のため細川先生には会議室で講話をしてもらい,生徒たちはコモンホールでその中継を見る形で実施しました。講義のタイトルは「赤ちゃんや子供は何を考えているの?」です。細川先生から出されるクイズに手を挙げて答え,正解すると小さくガッツポーズをとる生徒もいました。講話の後には「手遊びやハンカチを使った遊びをどこかで生かしていきたい。」や「父親も一緒に子育てすることが大切だとわかった。」などといった感想が聞かれました。
冬休み明け全校集会
1月8日(金)に冬休みを終えた生徒達が元気に登校し,全校集会が開かれました。まず各学年の代表から新年の抱負が発表されました。1年生の代表は友達を増やす,授業を頑張るなどの目標を発表し,2年生の代表者は就労に向けてこの一年を頑張りたいという思いを語り,3年生からは4月から社会人となる決意が語られるなど,各学年にふさわしい発表でした。その後,生徒会長の挨拶の中で「コロナ禍でも発想の転換をしながら前を向いて進んで行きましょう」と全校生に向けてメッセージが語られ,リーダーの力強い言葉に自然と拍手がわき起こりました。最後に校長先生の話のと表彰を行い第1部が終了しました。
第2部はお楽しみ企画として,コロナ禍でも全校で楽しめるよう生徒会役員が知恵を絞りって企画した「イワトラクイズ2021」を行いました。ウルトラクイズの岩学版です。各学年ごとに○×クイズで(正解者多数だったため最後は王様じゃんけんで)代表者を決め,決勝では各学年の代表者によるクイズの対抗戦を行い大いに盛り上がりました。優勝は2年生,準優勝は3年生でした。生徒会役員の司会・進行も見事でした。
出前授業開催!
12月8日(火),学校法人仙台北学園仙台リハビリテーション専門学校さんによる出前授業が行われました。2講座企画されました。
講座①は,「電子回路作成~工場作業を体験~」と題して,株式会社ワイズマン代表取締役 原田賢一氏から授業を受けました。内容は,いくつかの【電子部品】について勉強して、それを使って【電子回路】を制作しました。実習は教室を工場と考えて、製品を製造する作業を体験するものでした。
講座②は,「筋肉を学ぶ~ストレッチとリズムダンス~」と題して,仙台リハビリテーション専門学校 理学療法学科学科長 小畑陽平氏から授業を受けました。内容は,ストレッチをしながら今伸ばされている筋肉の名前を知り,どんな症状があった時にどこのストレッチを行うと効果的なのか,例えば,肩こり、腰痛、足の痛みなどを例として痛みに対しての対処法を学びました。リズムダンスの構成作り (アイスプレイク+リズムダンス)では,リズムダンスをしながら筋肉について学ぶだけでなく、コミュニケーショ ン能力の向上やチームワークカの向上にもつながったようでした。
原田様,小畑様お忙しい中,ご指導いただきありがとうございました。
薬物乱用防止教室
本校の学校薬剤師の猪俣勉様を講師に迎え,薬物乱用防止教室を開きました。
生徒会長は最後のお礼の言葉で次のようなことを述べていました。
危険薬物は意外と私たちの身近に存在していて,私たちの体・心・社会生活に大きな悪影響を与える恐ろしいものだと理解することができました。また.どのような時に危険薬物に手をだしてしまうのか,薬物乱用者のたどる道がどのようなものなのかを考えさせられ,とても勉強になりました。私たちは絶対に薬物には手を染めません。本日の講話を忘れず,安全で安心な学校生活を楽しく送りたいと思います。
第2学年「沖縄の日」
新型コロナの影響で沖縄への修学旅行は断念せざるを得なくなりましたが,12月4日(金)は2年生のみんなにとって「沖縄の日」となりました。
午前中は沖縄の歴史や文化,伝統芸能について,沖縄と川崎キャンパスと本校をズームでつないで学習しました。沖縄コンベンションビューロのアドバイザーで担当してくださった稲福さんはとても明るい方で,2000キロ程離れた場所にいる初対面の生徒達とすっかり打ち解けてくださいました。音声が途切れることもありましたが,生徒達は沖縄から語られる稲福さんの説明にしっかり耳を傾けていました。沖縄の方言を教えてもらった後には逆に仙台弁を教えたり,また(息子さんが仙台にいるそうで)「宮城に行ったら岩学に遊びに行きたい」ともおっしゃっていただき,心温まる交流がありました。大宜味村青年団の方々は衣装に身を包んで登場し,エイサーを披露してくれました。最後にはその場で立ち上がり2000キロ離れた青年団の方々と岩学の生徒が一緒になって踊りました。
給食では,栄養士さんの心遣いでタコライスやビーンズサラダなど沖縄の味をいただきました。午後は沖縄の食文化の学習をし,沖縄のお菓子を食べながらみんなで楽しいひとときを過ごしました。
新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう
新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。宮城県も岩沼高等学園も例外ではないと捉え,いつ本校の生徒や教職員に感染者がでてもおかしくない状況にあると危機感を持ってその対応を急いでいるところです。
生徒に向けては,改めて新型コロナウィルス感染症に関する基礎知識を確認したり,あらかじめ感染した人自身や周囲の人の気持ちを考えさせることをねらいとした授業を行ったりしています。写真は1年生で行った授業の様子です。資料として日本赤十字社の「新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう」を活用させていただきました。皆様にもご覧になっていただきたい内容です。
仙台工業高校土木科の力をお借りしてテニスコートを整備しました。
11月25日の午後に仙台工業高校土木科の生徒4名と先生2名が来校して本校のテニスコートづくりに力を貸してくださいました。仙台工業高校ではさまざまなボランティア活動に取り組んでいて,土木科では測量を生かしたボランティア活動に取り組んでいるそうです。近年では陸上トラックの測量や公園の測量など行ったとお話を伺いました。こういった取組を知っていた本校職員がお願いをして今回のテニスコートづくりに御協力いただけることとなりました。「ものづくりコンテスト」の測量競技宮城県大会で優勝し,東北大会にも出場した4名が,測量機器を用いて各ポイントを設置しました。本校生徒も一緒にラインを引き,正確なテニスコートを完成させました。
本校の給食献立が河北ウィークリーせんだいジュニアに掲載されました。
前回「本校の給食献立が河北ウィークリーに掲載されます」とお知らせしましたが,正確には河北ウィークリーせんだいジュニアへの掲載でした。申し訳ございません。掲載された記事をご紹介します。
みやぎジョブカフェ「キャリア教育セミナー」を開催しました。
11月12日(木),2・3学年を対象に「キャリア教育セミナー」を開催しました。みやぎジョブカフェ キャリアカウンセラー 岡本 江美 氏を講師にお迎えし,お話をいただきました。
職場実習の事後指導は,3年間を通して「アイワーク」の授業で行っておりますが,さらなる充実のため,2学年は今後の進路選択などについて,3学年は卒業後の社会生活・職業生活などについて,質疑応答も含めながら御指導をいただくことができました。
これから進路選択や就労をしていく中において,不安を抱えている生徒も少なくありません。卒業後のスムーズな社会への適応と職場への定着を踏まえ,実施いたしました。
岡本様,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
11月18日(水)の河北ウィークリーに本校の給食献立が紹介されます。
昨年度の第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクールで本校は最高賞である「県知事賞」を受賞しました。残念ながら今年度のコンクールは中止が決定となり,その代替として11月18日(水)の河北ウィークリーにこれまでの県知事賞を受賞した献立を振り返る記事が掲載されることになりました。本校の献立からは「八平汁」が紹介されます。
秋も深まり,温かいものがおいしい季節となりました。記事にはレシピも紹介される予定ですので,あったかい八平汁を作ってみてはいかかでしょうか。11月18日(水)の河北ウィークリーを是非ご覧ください。
第7回宮城県学校給食「伊達な献立」コンクール 県知事賞受賞献立
<三陸産海苔のノリノリごはん,白石産卵のカラフル千草焼,地場産野菜の土佐漬,八平汁,ミニトマト,オレンジ>
今年も無事に職場実習を終えることができました。
10月19日(月)から3週間行われていた2・3学年の職場実習が11月6日(金)に終了しました。3学年の中には,少数ではありますが現在も職場実習を続けている生徒もおります。11月9日(月)には,2・3学年で職場実習の解団式が行われました。(1学年の職場実習は,11月2日(月)から現在行われており,20日(金)まで3週間の予定になっております。)
本校では,卒業後の社会参加と職業的な自立のための教育を目指す上において,この職場実習は大変重要な取り組みです。様々な職場での経験がとても大きく,一段と成長した姿を見ることができました。
全事業所(約70カ所)の皆様方に懇切丁寧に御指導していただき,充実した職場実習をとおして生徒一人一人が将来の職業生活に対する思いを新たにしました。
御指導いただきました事業所の皆様,大変ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
「ビジネスマナー学習会」を開催しました。
10月13日(火),各学年を対象に「ビジネスマナー学習会」を開催しました。キャリアプロデュース株式会社 代表取締役社長 桑名 暢 氏を講師にお迎えし,お話いただきました。講義内容は各学年の生徒の実態を踏まえた内容でしたが,全学年通して,社会人になるための心構えや良好な人間関係を築くこと等,分かりやすくご指導いただきました。引き込まれるお話の数々に生徒たちは熱心にお話を聞き,メモをとる様子が見られました。生徒からは「集中して話しを聞くことができました」など,大変好評な学習会となりました。
桑名様,お忙しい中,ご指導いただきありがとうございました。
はじめての職場実習へ
職業的自立と社会参加を目指した職業教育を行う本校において職場実習はとても重要なものとなります。2,3年生は10月19日から実習が始まり2週間が過ぎました。3年生は3年間で最後の,就職に直結する重要な実習です。2年生はコロナの影響で前回の職場実習は校内実習に切り替わったので,1年ぶりです。それぞれが引き締まった気持ちで実習に臨んでいることと思います。
そして今日は1年生の職場実習結団式が行われました。1年生にとって初めての職場実習です。まず山下学年主任から,「これまでたくさんの準備を頑張ってきました。みんななら大丈夫です。やる気,元気,前向きをテーマに3週間頑張ってきてください」と優しいまなざしとともに励ましの言葉が送られました。その後,クラスごとに前に並び,一人一人が実習先と仕事内容,実習目標(頑張りたいこと)を発表しました。堂々と発表できた生徒もいました。緊張からか声が小さくなったり,言葉を忘れてメモを見たりする生徒もいました。しかし一様にこの実習を精一杯頑張ろうとする気概が伝わるすばらしい発表でした。
その後,実習証明書が校長先生より代表生徒に手渡され,激励の言葉が送られ結団式は終了しました。
支援部の加藤先生からの話にもあったように,1年生にとっては初めての職場実習なのでうまくいかないこともあるかもしれませんが,力試しのつもりで3週間の実習に臨んでほしいと思います。
講話 初めて職場実習をする君たちへ
10月20日(火)に1学年の生徒と保護者を対象に進路講話を行いました。
進路講話は,「初めて職場実習をする君たちへ」と題して,株式会社オートランドリータカノ リネンサプライ事業部 工場長 若生政儀 様から講話をいただきました。
講話は,職場実習の意味から始まり,事業所の方々がどのような目で実習生を見守ってくれているか等について話が進みました。そして,働く上で大切にしなければいけないことについてまとめていただけました。
生徒の感想を読むと「報告・連絡・相談が大切」「仕事をする前の準備が大切」「感謝すること」について書かれていました。
11月から始まる初めての職場実習に向けてとても良い学習になりました。
秋晴れのもと、東日本自動車学校植栽活動へ今年も参加
10月24日(土)、塩釜市にある東日本自動車学校の花壇植栽活動に、本校3年生徒2名が参加しました。この活動は、秋の全国交通安全運動期間に合わせ9月に実施される「1日教習所まつり」において、本校開校当初から行っている交流活動です。今年はコロナ拡大の影響により、まつりは中止となったものの、植栽は最小限の人数で実施することにしました。
当日は秋晴れの天候に恵まれ、午後1時から40分ほどで、2つの花壇に葉ボタン、コスモス、パンジー、ビオラなどの苗を丁寧に植えつけました。また、隣接し本校卒業生が就労している高齢者福祉複合施設にも、葉ボタンやアスターのプランターを設置しました。
1、2年生の時にも参加した生徒は「毎年行われているおまつりが中止になって残念でしたが、植栽活動ができてよかったです。」と笑顔で話していました。
岩学駅伝チーム 大躍進!!
去る10月17日(土)全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選が岩沼海浜緑地公園北ブロック前を発着点として開催されました。男子32チームは12時に一斉スタート。本校の精鋭7名は42.195キロを2時間45分45秒でゴールしました。昨年度より7分56秒も縮め,順位も昨年度より大幅に上げて25位と大躍進の活躍でした。選手の皆さん本当に素晴らしいです。ナイスRUN!!そして引率の先生方もお疲れ様でした。
進路講話・卒業生事例発表会
10月10日(土)に在校生を対象に進路講話・卒業生事例発表会を行いました。今年度は新型コロナ感染拡大防止のため,保護者,近隣の中学生とその保護者,御来賓など外部へは,ご案内を出さずに,在校生と教職員だけで開催しました。
進路講話は,「社会参加と職業的自立に向けて ~働くために大切なこと~」と題して,障害者就業・生活支援センター わ~く 主任就業支援担当 大友栄子様から講話をいただきました。事例発表会では,盛岡冷麺で有名な「やまなか家」に就職して3年目になる卒業生(15期生)に話題提供者として話をしてもらいました。
生徒達は,真剣にメモを取りながら話を聞いていました。終了後の感想を読むと卒業後の就労や生活について,特に仕事をする上で大事なことや守らなければならないことについて良くまとめられていました。今週から始まった職場実習に生かし,実り多いものにしてくれるものと期待しています。
大運動会
4月末に行うはずだった大運動会を本日開催しました。コロナ対策で種目を変更し,規模を縮小しての開催でしたが,生徒達は一生懸命に走り,一生懸命にパフォーマンスし,一生懸命に応援し,一人一人が主役となり,すばらしい運動会を作り上げました。保護者の皆様,地域の皆様,ご声援ありがとうございました。
学園祭
先週の9月10日(木)・11日(金)に学園祭が行われました。今年度は新型コロナ感染拡大防止のため,保護者や卒業生,御来賓など外部からの参加は無しで,在校生と教職員だけで開催しました。
ステージではクラス発表やモザイクアートの発表,音楽部やダンス部,川崎キャンパスの発表,そして有志による歌やダンスなどの発表があり,たくさんの笑顔とたくさんの拍手で盛り上がりました。見学の場面でも人が少ない分じっくりと見学でき,係の生徒の説明に耳を傾ける姿も見られました。
コロナの影響で様々な行事が中止となっている中,規模を縮小したとはいえ,自分たちで作り上げた学園祭を実施できたことはよい思い出になったことでしょう。
不審者対応避難訓練
8月27日(木)に不審者対応避難訓練を行いました。生徒達は教師の指示に従い身を守る行動を取り,避難の場面では「おはしも」の原則に従って迅速に避難場所の体育館に集合できました。その後の防災主任や校長からの講評・講話にも真剣に耳を傾けていました。
大活躍! 県陸上大会で第2位
8月23日(日)キューアンドエースタジアム宮城で令和2年度宮城県陸上競技選手権大会が開かれました。本校陸上競技部からも3名が出場し,そのうちパラ女子100mに出場した3年加藤真希さんは大会新記録を出して2位になりました。(ちなみに1位は本校を今年卒業した菅野新菜さんでした。)
26日の全校集会で紹介され,全校生の前であらためて賞状を受け取りました。
オープンキャンパスへのご参加ありがとうございました。
7月31日(金)にオープンキャンパスを開催しました。午前の部と午後の部あわせて82組(中学3年生と同伴者)の参加がありました。
全体会では,ビデオを見ていただいたりしながら本校の概要や特色について知っていただきました。その後、各講座での体験学習が行われました。
家政,流通,工業,農業の各講座では,本校の3年生の生徒が教師の補助役となり,中学生に体験をしてもらいました。
【家政】アイロンがけ・喫茶サービス
【流通】ポリッシャー体験・一般清掃
【工業】ダストボックス製作
【農業】枝豆の収穫・苔玉づくり
時折雨が降るあいにくの天気で,また,新型コロナ感染防止でご協力をいただくこともございましたが,本校の教育活動にさらに関心を持っていただけたのではないかと思っています。参加してくださった皆様ありがとうございました。
防犯教室
7月27日に岩沼警察署生活安全課の湯田様を講師に迎え,防犯教室を行いました。青少年の事件の多くにスマートフォンが関連しているとのことで,講演の中心はスマートフォンの利用の仕方についてでしたが,その他の非行や問題行動等についてもお話をいただきました。途中のビデオにはドキッとするような内容もあり,講話を聞いた後には,「年間どれぐらいスマートフォンに関わる事件があるのですか?」や「(ビデオに出てきたような)やばいサイトに入り込んでしまった場合、どうすればよいのですか?」などの質問が出され,防犯意識の高まりが感じられました。
生徒に警察からいただいたリーフレットを配布しております。保護者の皆様も是非目を通していただきたい内容です。
寄宿舎全開舎
新型コロナウィルスの影響で,1室1名の部分開舎としておりましたが,昨日からやっと,1室3名での全開舎となりました。
寄宿舎生活は社会参加・職業的自立に必要な生活習慣を身に着けるというねらいがあり,本校の教育活動の柱の一つです。宮城県でも感染者が再び増加の傾向をしめしてきている中ですので,まずは新しい生活習慣の下,感染予防に職員と生徒が一丸となって努め,安心・安全な寄宿舎生活を確保してまいります。その中でできうる活動に取り組ませ,ねらいの達成や生徒の成長につなげていきたいと考えています。
初日の昨日は,避難場所の確認や,新しい生活習慣の下での寄宿舎生活,各施設の使い方,等についてのオリエンテーションが行われました。
さあ,寄宿舎生活のスタートです。楽しみは倍に,苦しみは半分にしてくれるたくさんの仲間(先輩や後輩)とともに逞しく成長してください。
部活動見学
例年より約3ヶ月遅れで,やっと部活動見学を行うことができました。1年生は昨日と今日ですべての部活(11部)を見学しました。来週からは仮入部で活動します。自分が一番輝ける部活動を見つけてほしいものです。
岩沼駅にマリーゴールド,そして1年生の校内実習の様子。
本校では1年生の「農業」の学習の一つとして岩沼駅の植栽をさせていただいております。種から育てたマリーゴールドを岩沼駅の花壇に定植してきました。どんよりとした空模様が続きそうですが,マリーゴールドの黄色やオレンジ色が駅前に彩りを与えてくれることと思います。
また,学校に残った1年生も校内実習に真剣に取り組んでいました。「流通」では箸入れの作業と日常清掃,「家政」ではサシェ(匂い袋)の製作,「工業」では箸置きを製作していました。
1年生学級目標発表会,2年生校内実習,3年生職場実習結団式
先週の金曜日には1年生では学級目標発表会,2年生は校内実習,3年生は職場実習結団式が行われました。1年生は入学から3週間が過ぎて,それぞれの個性やクラスカラーが輝き始め,2年生の落ち着いた実習への取組からは昨年1年間の学びの成果が感じられ,3年生の結団式からは就労を見据えた緊張感が感じられ,それぞれの成長過程をしっかりと感じられました。
【1年生:学級目標発表会】各クラスで話し合いを重ねて決定し作成した学級目標を発表し合いました。各クラスとも趣向を凝らし,個性とクラスのカラーが輝く発表会となりました。
【2年生:校内実習】新型コロナの影響で1回目の職場実習ができなくなった代わりに校内実習を行っています。家政ではビースストラップづくり,農業では夏野菜の栽培,工業では木工,流通・サービスでは一般清掃に取り組んでいました。一生懸命に取り組む姿が見られました。
【3年生:結団式】職場実習(日程調整中の生徒は校内実習)の結団式を行いました。学年の仲間や教師達の前に立ち,実習先や仕事内容,実習中の目標について堂々と発表していました。
記憶に残る対面式と生徒総会
昨日行われた対面式と生徒総会は皆の記憶に刻まれるものとなりました。コロナ禍の下,3密を回避しながらいかに行うかを生徒会(担当教師と生徒会役員)検討し,準備を進めてきました。
対面式は,まず,生徒会役員が校庭の式台周辺に並び,各教室のベランダやテラスに並んだ他の生徒達と対面した形で始まりました。生徒会長の歓迎の言葉が熱く語られ,1年生は入学した実感をいっそう強めたと思います。その後,一旦教室に戻り,あらかじめ録画された学校紹介や各部活動の紹介の動画を見ました。
もう一度ベランダやテラスに出ると,そこには3年生の有志の面々が並んでいて,会長の掛け声で「ハカ」が始まりました。先輩から新入生に向けられたエール。その迫力,その勇姿に1年生のみならず2年生,3年生,そして教職員までもが感動し,全校が一つになる感覚を味わいました。
熱い歓迎を受けた1年生の代表がお礼の言葉を述べて,対面式は終了しました。
休憩の後,放送による生徒総会が行われました。会議室に生徒会役員や議長,各委員会委員長が集まり,マイクに向かって話しました。それ以外の生徒は各教室で総会資料を見ながら放送を聞きました。質疑応答では会議室まで要望を伝えに来る生徒もいて,一堂に会さずとも立派に総会が成り立っていました。最後には議長や生徒会役員をねぎらう拍手が各教室から会議室に向けられました。
1年生の学年・学級づくり活動
1年生は先週,学年・学級作りの活動としてMAP*¹に取り組んだり,グリーンピア岩沼まで遠足に出かけてきたりしました。ソーシャルディスタンスが叫ばれる世の中ですが,日々の学習や活動を通して仲間との(心の)距離も縮まり,だんだんと集団としてのまとまりが感じられるようになってきました。
【MAP】*¹みやぎアドベンチャープログラムの略称。詳しくは宮城県のHPを検索してください。
ボールパス:名前を呼び交わしパスながらボールをパスしあいます。
大縄くぐり:トライ&エラーを繰り返し,次の瞬間大成功!!
【グリーンピアまでの遠足】
天気予報を裏切り,見事「青空」に。初夏の「山登り」も,仲間と一緒だったら苦しくないさ。
2年生の専門教科特別実習
2年生は1年生の末にコロナによる臨時休業で中断されていた専門教科特別実習(の続き)を実施しています。昨日から今週末までの4日間で,農業、工業、家政,流通の中から2教科(各教科2日間ずつ)の実習を行います。熱中症対策も講じて取り組ませたいと思います。
「農業」では今日はとうもろこしの苗を植えました。
「工業」では陶器づくりを行っています。
「流通」では受注した割り箸の袋入れに取り組んでいます。厳しい衛生管理と品質管理を行っています。
「家政」では雑巾作りを行っています。きれいに袋詰めし,職場実習先への手土産にしています。
ひまわりの入学式
例年より約2ヶ月遅れて、令和2年度第20回入学式が本日,本校舎にて執り行われました。本校舎38名,川崎キャンパス8名,計46名の新入生のみなさん,保護者のみなさま,御入学おめでとうございます。新型コロナウィルス感染症の影響で例年と異なる形での式の挙行となりましたが,その分,記録にも記憶にも残る入学式となりました。
これから3年間での入学生の皆さんの活躍と成長を心より期待してます。
LHRの様子です。月曜日から1週間過ごして,少しずつ仲間意識が芽生えてきたかな。
式の様子です。密をさけるため,3つのグループに分かれ,入れ替わりながら式(呼名と入場許可や記念撮影など)が行われました。
教室や廊下,式場の準備などに先輩達が活躍しました。
新しい生活様式の下,2ヶ月遅れのスタート
昨日,例年より約2ヶ月遅れて始業式が行われました。新しい生活様式の下,そして当面の間は臨時の時間割でのスタートとなりますが,まずは学校が再開できたことを喜び,感染予防に努めながら,生徒やご家庭、地域の皆様とともに頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
昇降口前で,朝の体温を報告し,手指消毒してから校舎の中に入ります。今日はPTA本部役員会もあったので保護者の方にもお願いました。
親任式(今年いらした先生方の紹介)と始業式は教室で行いました。親任式では自己紹介VTRが流され,始業式では校長先生のお話を校内放送で聞きました。
給食も昨日から開始されました。本年度初のメニューは,ビビンバ,具だくさんわかめスープ,メロンでした。新しい生活様式では,みんなで食堂に集まりわいわいと,というわけにはいきません。配膳された給食を,そろりそろり教室まで運び,密接しないよう間隔をとりながら,それでもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
生徒のいる校舎(臨時休業中の岩学にて)
昨日,緊急事態宣言が解除されました。心に明るい陽が射してきたような気もします。しかし新型コロナウィルス感染症の脅威から解放された訳ではありません。このウィルスと人類が上手に付き合っていけるようになるまで,まだまだ努力や我慢が必要なのだと思います。
さて,今週水曜日から今日まで3年生の個別の教育相談ならびに学年懇談が行われました。生徒からは「やっぱり学校はいいなぁ」と久しぶりの登校を喜ぶ声が聞かれ,担任や学年の先生方も満面の笑みで迎え入れていました。やはり生徒の姿のある学校はいいものです。
来週は1年生と2年生の教育相談と学年懇談がございます。どうぞお気をつけていらしてください。また,登校日に公共交通機関を利用する予定の生徒には,マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など保護者の皆様からお声がけください。
その他,臨時休業中の岩学の様子もお伝えします。
昇降口にアルコールスプレーなどを置く台を工業の先生に作ってもらいました。昨年まで製作していたゴミ袋ラックを利用しています。ちなみに今年のゴミ袋ラックはモデルチェンジしています。
畑に定植されたトウモロコシやじゃがいも,にんにく,たまねぎなど順調に生育しています。
エアコン設置の業者の皆様も頑張ってくださっています。順調に工事がすすめば,今年は涼しい教室で学習できそうですね。ポロシャツもみんなの登校を待っています。
スクールカウンセラー(SC)とスクールソーシャルワーカー(SSW)の相談事業について
臨時休業が再び延長されましたが,スクールカウンセラー(SC)とスクールソーシャルワーカー(SSW)の相談事業については,年度当初の予定どおり実施いたします。SCの第1回目の相談日が来週の14日(木)となっておりますので取り急ぎご連絡いたします。
下記のリンクからそれぞれの文書をご確認いただき,有効にご活用いただければと思います。
スクールカウンセラー(SC)との相談についてはこちら
スクールソーシャルワーカー(SSW)との相談についてはこちら
登校再開に向けて(臨時休業中の岩学にて)
緊急事態宣言が延長されるのかどうか,それに伴い学校の再開はいつになるのか,皆さん気を揉んでいることと思います。われわれ岩学の職員も同様ですが,今できることや今やらなければならないことに取り組んでいます。各所での取組をご紹介します。
○保健室では,台湾政府から寄贈されたマスクや日本政府から送られたマスク(アベノマスク)等を生徒の皆さんに配るための準備をしています。
○学校が再開されたら家政の授業で製作する(予定の)マスクを,作ってみました。なかなか素敵でしょう。
○ハウスの中では野菜の苗が順調に育っています。苗は成長を待ってくれないので教職員が植え付けしています。今日はトウモロコシと枝豆。手入れや収穫は生徒の皆さんにやってもらいますよ。
おうちで一人で悩んでいませんか
下の写真のようなカードやリーフレットが届いています.いろいろな相談窓口が示されたものです。自宅待機が長くなって,一人で悩みを抱えている生徒はいませんか。臨時休業が再開しましたら配布しますが,取り急ぎURLをお伝えします。
・みやぎSNS相談 https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/788111.pdf
・宮城県教育委員会 https://www.pref.miyagi.jp/site/sub-jigyou/gak-consult-index.html
・法務省人権擁護局 www.moj.go.jp/JINKEN/
新型コロナウィルス感染症への取組(臨時休業中の岩学にて)
生徒の皆さんが登校を再開した時に,新型コロナウィルスへの感染リスクを減らして学校生活が送れるように,先生方で研修をしたり話し合いを重ねたりして,準備を進めています。生徒の皆さんにも協力してもらうことも多いですが,みんなで新型コロナウィルスに負けない岩学を作っていきましょう。
春から初夏へ(臨時休業中の岩学にて)
桜は散って葉桜となり,畑では菜の花が咲いています。その隣では先生方がスナップえんどうの植え付けを行っています。ジャガイモの植え付けも先週終えました。(例年ならば生徒たちが額に汗しながら行う作業なのですが,,)
林檎の花が咲き,春から初夏へと季節の移ろいを感じます。
今年度の校内研究の取組について
本校では毎年,学校の課題を分析して研究テーマを決め,授業改善などに取り組んでいます。
今年度は,『生徒の職業的自立の実現に向けた指導,支援の在り方 -主体的・対話的で深い学びの視点を取り入れた授業改善を通して-』というテーマで,研究授業や各種研修会など,様々な取組をしてきました。その中から,授業実践の一部を紹介します。
①1学年 国語
敬語を活用し,場に応じた話し方について学習しました。ペアやグループで話し合ったことを生かして,ロールプレイなどを通して学びを深めました。
②2学年 保健体育
保健分野で,「命の芽生え」に関する内容で授業を行いました。難しい内容でしたが,“人生において大切なことを学ぼう”という姿勢で真剣に話し合いなどを行いました。
③2学年 家政
喫茶サービスの基礎・基本を学ぶために,互いにアドバイスをしあいながら実践練習をしました。練習の様子をiPadで撮影し,すぐに振り返ることができたので,主体的に活動に取り組むことができました。
④3学年 美術
生徒が自分でデザインして作った器に花などの植物を生け,互いに鑑賞・評価しあう授業を行いました。鑑賞する際,iPadに評価を入力するなど,生徒は意欲的に授業に取り組んでいました。
⑤3学年 総合
卒業後の生活をイメージしながら,自分に合った朝食のメニューを考える授業を行いました。カロリーや栄養のバランスなどに気を付けながら,楽しく活動することができました。考えたメニューは,後日実際に調理して試食してみました!
卒業式
3月2日(月)令和元年度卒業式が本校,川崎キャンパス合同で行われました。コロナウイルス感染拡大防止のため,残念ながら在校生は当日参列することができきず,また,会場の変更なども余儀なくされましたが,急な予定変更にも動じず,立派に卒業証書を手にし巣立っていきました。混乱の中での社会人生活のスタートになりますが,落ち着いて判断し,それぞれの場所での活躍を応援しています!
3年生卒業プロジェクト!
卒業に向けて,様々な活動に取り組む“卒業プロジェクト”略して「卒プロ」が今年も始動です。有志メンバーが集まり,在校生へのメッセージを込めた「ひょっこり岩っち」や「実物大岩っち」の製作をはじめ,専門教科での校舎内隅々清掃や,農業ではオリーブの木の植樹など,自分たちが過ごした学校や後輩達に何ができるか,残せるかを考え,プロジェクトのリーダーを中心に,学年みんなで相談しながら進め,卒業を祝う会で後輩達に報告しました。
卒業を祝う会
「卒業を祝う会」が行われました。1・2年生は卒業生へ感謝の気持ちを伝えようと,心をこめて準備をしてきました。
1年生は学校ドラマコントで,先輩方の学園生活の一コマを・・最後はダンスで締めくくりました。2年生は,懐かしい先生方からのメッセージムービーをクイズ形式で紹介しました。その後,2年生男子による「岩学ハカ」あまりの気迫に思わず涙が・・。社会人生活に向けて不安を抱えている3年生の背中を力強く,そして愛情いっぱい押してくれました。3年生のお礼のことばでは,3年生が自主製作した等身大いわっちのお披露目に心が和みました。
1学年 専門教科特別実習
1年生が2日間の専門教科特別実習を行いました。
普段は,座学や2時間続きの専門教科,体育など一日に何度も着替えをしながら,多くの科目を幅広く学んでいます。
専門教科特別実習の期間は,会社で勤務することをイメージし,着替え等の準備を済ませてからタイムカードを押し,それぞれの場所で8時45分から12時半まで集中的に専門教科に取り組みます。生徒は「作業時間は長く少し疲れるけど,集中して作業に取り組める!」と,満足げな表情で,2年生への進級に向けて頼もしい姿を見せていました。
《工業:陶芸》
《家政:雑巾作り》
《流通・サービス:はし入れ》
《農業:植えかえ,収穫/袋詰め/校内販売》